12月新入荷 その4 アードベッグ ケルピー

忘年会シーズン始まってますねー。

ついつい飲み過ぎてしまう季節です、、、

 

でもでも

逆に気を使ってしまう人は、呑みたらないのでは?笑

そんな時は、気疲れを癒すためのウイスキーでしょーよー!

てな訳で

新入荷もういっちょいってみましょう。

アードベッグ ケルピー

 

6月ごろに発売された、年1のアードベッグ限定品が今頃入ってきましたよ!笑

やはりアードベッグ

存在感抜群の一本ですね!

通常のアードベッグより、だいぶオイリー?な感じを受けました。

ゴムっぽいニュアンスがあって、面白いと思います!

 

概要いきましょー

アードベッグ・デー2017年限定商品『ケルピー』は、アードベッグにおいて初めて、黒海(アディゲ共和国)産のヴァージンオークで作られた樽を使って、原酒を熟成させました。その原酒とバーボン樽で熟成した原酒をヴァッティングすることによって、アードベッグらしいピーティーかつスモーキーな風味を最大限に引き立たせると同時に、クローブやハーブ、豊かなトフィーの余韻が海のように深く続くよう仕上げられています。
アードベッグを育んだ海に対するオマージュとして、アイラ島を囲む海に住まうと言い伝えがある伝説の海の精“ケルピー”にちなんで名づけられました。

 

だそうです。

しかし

まぁアードベッグだけではないのでしょうが

この手の新商品やら限定品は、僕の実力では中々手に入らず

苦汁を味わってます。笑

 

アンオーの時も結局一本しか手に入らなかったし、、、

まぁあれは通年らしいので、今後また機会があればって感じですね。

アードベギャンなんていう、アードベッグファンを表す言葉もある位だし

まぁそんな人達がニヤニヤしながら呑んだりしてるなら良いと思います。

ウイスキー呑んで幸せな顔してるならなら、作り手もニヤニヤしてるでしょう。笑

 

もし転売目的とかの買い占めだったりしたら、地獄行きですけどね

大事に大事に取っておくのはまだわかる

酒は吞むもの!呑まない奴が買うんじゃねー!

ましてや転売なんぞしてんじゃねーって話ですよ!

作り手に失礼でしょーが!

、、、

 

取り乱しました。笑

 

話を変えて

アードベッグネタで営業中の一コマ。

 

ウチに通ってもらって数ヶ月

最初はバーボンをお呑みになっていた人が

ロングロウのハイボールから、スコッチ入門。

ピーティなモノがどうやら気に入って貰えたらしく

ウチでイロイロな銘柄を呑み

アードベッグを呑んだ時、ご自分の中で凄くバランス良いと言ってました。

当の本人は、スコッチ好きを認めたくないらしく。笑

アードベッグを呑んだ後にもそう言ってました。

 

俺は言ってやりましたよ。

 

「アードベッグ呑んでバランスが良いとか言ってる奴は、後戻りなんて出来ねーから!笑」

 

はい、晴れてモルト仲間の誕生ですよ。笑

 

ちなみに、アードベッグケルピーは当店では1,400円で提供してます!

現在最高値商品です。笑

お試しあれ〜

日本のウィスキーの原点?グレンスペイ12年(花と動物シリーズ)

スプリングバンク9年マルサラカスクがひとつの到達点、完成形であったので、その他の衝撃は変化球くらいにしか感じなかった昨今ですが・・・
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僕が願う日常 〜ウイスキーと人との縁〜

新入荷品の紹介の合間に挟んでやった。笑

 

僕がこの業界に入り1年と8ヶ月

まだまだ小僧も小僧

経験なんて浅いどころか、名だたるベテランさん方に比べたら

無いに等しい位の領域です。

 

それでも、僕にとってもあっという間でもありつつ

濃〜い日々でもあります。

 

僕は過去に飲食店に勤めた経験がありません。

自分のお店が初めての飲食店です。

 

つまり

目の前に居て、ホットな環境でお客様と向き合うことが初めてです。

過去の仕事は、どちらかといえばワンマンな感じでやってました。

普通に勤め人でしたが、そういう環境下に置かれて居たので。笑

 

職を変え

初めて感じるモノ

それは人の縁でした。

 

多分皆さんが思いつく様な飲食店特有の人の縁ではなく

もっと低次元で、かつシンプルなモノです。

 

人との繋がりを感じなくちゃいけない

 

というレベルの話です。

 

普通の会社員で尚且つ、ワンマンな業務を任されるという

ある意味矛盾している環境下にいたせいか

人との繋がりを意識したことが少なかったので、、、

 

次に感じたモノは

酒の縁

というより、ウイスキーとの縁でした

元々、オールマイティにお酒は好きだったのですが

お店を初めてからモルトウイスキーに魅了された僕にとって

スコッチウイスキーにハマる運命だったのかと思えるほど

この世界に興味を持ちました。

そのおかげで、まだまだ少ないながらも、いろんなウイスキーや人たちに出会うことができてます。

 

ウイスキー

 

それは、人生観や運命までも変えてしまうお酒だと思います。

 

ですが

他人は思うでしょう。

たかが酒に何が出来る、と

所詮は物でしかない、飲み物でしかない、と

 

そう思うのも至極当然です。

だって、ウイスキーに言葉は無いから

何かを聞いたところで、何も答えてくれはしません。

 

でも

だからこそなんです。

 

色、味、香りが語ってくれます。

熟成された年月が教えてくれます。

作り手の熱意が導いてくれます。

 

僕はウイスキーをもっと気軽に手軽に楽しんで欲しいのと同時に

そのウイスキーの雄弁さも強く知って欲しいのです。

 

出会った人々の中には、まだまだ少ないながらも

色々な方がいます。

申し訳ないくらいお世話になってる方や

友達の様に気楽に話せる方

ウイスキーについて語れるモルト仲間や

心配で手を差し伸べてあげたい方

 

当たり前かもしれませんが

全てこの業界に入ったからこそ

そして、ウイスキーと出会えたからこそ

ご縁があったと思っています。

 

余計なお世話かもしれませんが

たまにいるんです

生き急いでる方や行き詰まった感がある方が

僕の勝手な想像なんで、検討はずれもいいところかもしれませんが。笑

でも

本当にそうなってる方って

自分自身で気付いてないと思うんです。

 

自分の思いを抑え込んで蓋をして

心のず〜っと奥の方に仕舞い込んでいるはずなんで

 

余計なお世話かもしれませんが

それに気付いて変わって欲しいと思います。

僕自身に出来る事なんてたかが知れてます。

むしろ、変えてやろうなんて恥ずかしく思い上がってるだけで

なーんにもできないかも知れないです。

 

だから僕は

ウイスキーのチカラを借ります。

きっとその方に

今の心境にぴったりの一杯があれば

その方の世界は一気に開ける筈です。

 

そうやって日々人の心を救っていく

ウイスキーの楽しさを伝えると同時に

ウイスキーのチカラを借りて

人生の新たな楽しさを伝えて行くんです

 

それが僕の願う日常です。

 

 

 

さぁ

大事なこと言いますよ!

これはあくまで

僕が「願う」日常です

「願う」ってのがミソですねー

実際問題、僕の知識経験実力では。

まだまだその域まで到底達していません!笑

 

でも

ウイスキーが人を変えるというのは信じてます。

そうなるために

ウイスキーも人も

出会いと別れを繰り返し

新たな知識と経験にしていってるつもりです。

それが

 

僕の「今の」日常です。

12月新入荷 その3 ポートシャーロット10年 セカンドリミテッド

さすがにアレですね。

9本もあると紹介する順番に困ります。笑

今回はアイラでいってみましょー。

ポートシャーロット 10年セカンドリミテッド

 

ポートシャーロットはブルイックラディのピーテッドですね。

ブルイックラディは過去にしいれたことはありますが

ポートシャーロットもなんだかんだで初めてです。

 

概要いきましょー

ピートの力強さとブルックラディの蒸留器から生み出される特徴的なエレガントで複雑でフローラルなトップノート。40ppmものヘビリー・ピーテッドのシングルモルト『ポートシャーロット』は、現在は活動していないがピートを焚いていた偉大なる蒸留所から受け継いだ遺産の探究を表現したもの。海岸沿いのロッホ・インダールの倉庫で熟成され、アイラ島の湧水を使用して蒸留所でボトリング。ノン・チルフィルターで着色料無添加。

 

以上がポートシャーロットの概要です。

このセカンドリミテッドは名前の通り、第2弾の商品の様です。

最初は2011年にポートシャーロット10年が発売されて

強い要望に答えて第2弾、セカンドリミテッドが2016年に発売されました。

 

ファーストフィル・バーボン樽、シェリー樽、テンプラニーリョ樽、フレンチワイン樽 と

4種の樽を使っている様ですね。

中々手間のかかる、こだわりの一本と思えます。

 

でも確かに美味しいです。

つーか僕自身ブルイックラディ自体が結構好きです。

前に飲んだ限定のソーテルヌカスクも良かったしなー。

 

あんなに美味しいのを作るんだから

ピーテッド作っても美味しくないわけが無い!笑

素人じみたこと言いますが。笑

 

今回の入荷品は、前回紹介したバレッヒェンといいポートシャーロットといい

ノンピートをメインに作ってるところのピーテッドエディションが多いですね。

と言ってもこの二本だけですが。笑

 

こちらも是非お試しくださいー。

ちなみに当店では

1杯850円にて提供しています!

 

12月新入荷 その2 バレッヒェン マディラマチュアード 2nd

今週はマジでやべーっす

なんと

 

怒涛の9本入荷!

12月なんで気合い入れましたよ。笑

こんな感じです。

 

ちなみに新入荷その1は前に紹介した、スプリングバンクマルサラカスクです。

 

今回は

バレッヒェン マディラマチュアード2nd

経験の浅い僕では、バレッヒェンというのがなんなのか知りませんでしたが

どうやらエドラダワーが持ってるブランドみたいですね。

以下詳細

 

バレッヒェンは、1810年から1927年までエドラダワー蒸留所と同じピトロッホリー村で操業していた蒸留所の名前で、2002年にエドラダワーがその権利を得て発売となりました。エドラダワー蒸溜所の商品ですが、普通のエドラダワーと違いフェノール値50ppmとヘビーピート麦芽で仕込んでいるため、大変ピーティーなモルトです。

 

ちなみに補足として、エドラダワーとは

1825年創業。単式蒸留器が非常に小さいことで知られ、再留釜は人間の背丈ほど。行政が認める最小サイズで、密造防止の観点からこれより小さい単式蒸留器を使用することは法律で禁止されている。経営規模も小さく、従業員は3名しかいない。1週間の生産量はホグスヘッド8樽分で、これはスペイサイドの平均の約40分の1である。

 

だそうです。

確か家族経営的な感じで、かつてはスコットランドで一番小さい蒸留所だったとか、、、

現在はペルノリカール社からボトラーブランドとしても有名な、シグナトリーが所有してる蒸留所のはずです。

 

やーでも

なんでしょうか、やっぱりエドラダワー系はどこかユニークな香りがしますよね。

昔はパフュームウイスキーとしても有名でしたが

今は今で独特な方向性に向かってる気がします。

 

僕は結構好きです。

エドラダワーのピーテッドだと知り

更にはフェノール値の数値を知り

それでも、アイラほどのピーティさは期待してなかったんですが

 

結構ヘビーですね。笑

数値に違わぬピーティさ

 

本島でここまでピーティさを感じたのは

僕の中では、トミントールのオールドバランデュラン以来でした。

 

まだまだ個性たっぷりのウイスキーがありますねー。

本当に呑んでいてここまで楽しいお酒、他にあるのでしょうか?

 

しかも今週は9本入荷という、目の前に並べるだけでムフフな感じ。笑

 

また次回も新入荷紹介しますよー!

 

Not Anymore/スプリングバンク9年マルサラカスク

2連投で同じスコッチになるけれど、忘れぬうちに書き留めておかねば・・・
品揃えで横浜随一の信濃屋でも、ネットでも手に入らない・・・
そんな一本が庶民の町酒屋に隠れていたそうな~

ずっと気になっていたけどこんな場所に名酒があるわけがない
あったとしても保存状態とか大丈夫なんけ?
君はいつからそこにいたのか?

けれどついに購入を決意して惜しげもなくいただかせていただきました。

最近飲んだ、スプリングバンクの15年というのが、自分の好みではなかったので、さほど期待はしてませんでしたが、こちらの方がラベルも琥珀に輝く液体の艶も、いい雰囲気はしています。

まず、香りはかなり濃く、深く、シングルモルトらしさ全開の超優等生なもの。キングオブキングスで文句なしです。純度が高いと言ったらいいのか、クリアな感じがしました。

そして味・・・

例によってリンゴやハチミツとかバニラがどうこうという表現は全くできんし感じもせんが

なんと表現したらいいのかな

大好き!!

である。力強いけど優しく、複雑じゃなく繊細、個性的じゃなく王道なのだ。

たぶんこれは、マラドーナじゃなくてベッケンバウアーだ。
マー君じゃなくて浅尾のストレートだ。
マイク・タイソンじゃなくてホリフィールドなのだ。

優しくて繊細なのに160キロ、じゃなくてシングルカスクだから50度以上もあるようだけど
度数を感じさせません。

たしかにおいしいけど○○だよね
イイ感じだけど○○に似てるよね

ついつい「けど」といいがちになってしまうのが巷の大人のクセだが

これだけは、一点の曇りもなく、ケチのつけようもないシロモノでした。
全くもって旨いんで、しばらく声が出ませんでした。
マジかよ、ウメェじゃねえかよ・・・何もいえねぇ・・・

たぶん、今まで飲んだスコッチの中でトップクラスです。

また日を改めて飲んだら印象が変わるかもしれませんが、その日、その時そう感じたんだから書き残しておきます。

常々、自分が一番好きな味を見つけたら、もうそれでいい、スコッチの旅も終わりであると考えているが、店主はじめ、他の客は飽くなき探求心に溢れている。

ぶっちゃけ、オイラ、もうこれで満足だからこっそり買って家飲みしようと企みましたが、ネットで探しても完売、終売ばかりで手に入りませぬ。
在庫がありさえすれば、そこまで高い酒でもないのがまた素晴らしいですが、とにかく無い・・・

店主は相変わらず、この酒も女に例え、一晩中抱いて眠りたいなどとニヤけておりましたが、
その飽くなき探求心はつまり、永遠に理想の女を追い続けるという意味になるので、
こりゃ結婚できないな。

オイラ、これでもう満足だから家に持ち帰りたい、もう浮気しない・・・
オイラの方が健全である。

久々にショッキングだったもんだから、次の一杯はデュワーズにして
あまりの品格の違いを再確認する始末でした。

順序が逆になりましたが、最初の数杯は大衆酒を飲んでからのシングルモルトという飲み方は、ビートきよしとたけしくらいの違いを堪能できるのでいいかもしれません。

最後に知識を

小さな漁港の町、キャンベルタウンに所在するスプリングバンク蒸留所。
100年以上前にはウイスキーの街として栄えましたが、今ではスプリングバンクを含め3つの蒸留所しか残っていない。
(グレンガイル・グレンスコシア・スプリングバンク)

そんなスプリングバンクの「ウッドエクスプレッションシリーズ」のうちの一本。
ウッドエクスプレッションシリーズは、熟成に使用する樽にこだわり、樽の違いによる味の変化を楽しむために作られます。

「マルサラウッド」とは、イタリア南部のシチリア島で作られる「マルサラワイン」が詰められていた樽のこと。
マルサラワインはわかりやすく言えば、スペインで言うところのシェリーの仲間。

だそうです。

オイラ、もうこれでいい感じですが

ウッドエクスプレッションシリーズ

気になるじゃん・・・

皆さんも是非飲んでみてください、いや、飲み比べてみてください。

イップマンでした。

理想の嫁 スプリングバンク 9年 マルサラカスク

今回のボトルなんですが

いつもはあーでもねーこーでもねー、と

前置きをガタガタ抜かしてますが

そんなことは本当にどうでも良い一本です。

それがこいつ

スプリングバンク 9年 マルサラカスク

 

やべー

マジでうめーわこいつ。

 

濃厚な甘みと、熟感

濃いのに決してしつこい無い旨味

ずっと抱きしめていたい様な、本当に落ち着くウイスキー

これが本当に9年なのか?と疑いたくなる様な成熟さ

度数からしてカスクなんでしょうか

でも、ハイプルーフさをまるで感じない優しさ

 

近所の町酒屋に転がってたのを発見して

只者では無い感が満載だったので購入したんですが

ラス1だったとはいえ、売れてなかった事に本当に感謝です。笑

 

詳細調べてみたら

こいつデータが正確ならば、10年以上前にボトリングされたものなんですね。汗

 

正直、開けないで取っておくべきモノなのかもしれませんが

 

僕の心情がそれを許しませんでした。笑

 

目の前にある酒は呑むもの!

 

もうこれは座右の銘に近いですね。笑

こんな美味い酒と巡り会わせてくれた神様に心から感謝です。

ましてやそれを仲間と酌み交わせるなんて

幸せ以外の言葉が見つかりません。

 

例のごとく、ウイスキーを擬人化させようとしたのですが、、、

どうもこいつは逆に上手くできませんでした。

 

最初は女性性を感じたのですが

呑み進めるにつれて、そんな事はどうでもよくなりました。

 

ただひたすら、一口一口にホッとする様な充実感と幸福感。

そして例えようの無い落ち着き。

なんか変に形容出来なかったんですよね。

まぁあえて言うのであれば

最初に感じた女性性を取って

 

「理想の嫁」

 

これですかね。

 

性別を無きものにすると、更によくわからんくなります。

 

なんか傍に居てくれるだけで良いんです。

そうしてくれるだけで、果てしない落ち着きと幸福に包まれる

そんな存在でした。

 

 

さて、お仕事の話ですよ。笑

当店では、美味しいお酒を楽しく気軽に呑んで欲しい為

あまり量に制限とかはつけないんですが

 

ちょっとこいつは予想以上にレア物みたいなんで

お一人様1杯までとさせていただきます。

ちなみに

当店では1,100円で提供してます。

 

是非お試しください。

 

11月の新入荷 その7 スプリングバンク15年 ニューラベル

何日も前に入荷していたんですが

 

ウイスキーフェスティバルに心奪われてて書くのを忘れてました(´・ω・`)

 

振り返ってみれば、この銘柄は初入荷でした。笑

 

スプリングバンク15年 ニューラベル

遂に当店にも現れました!笑

いやー、本当にスプリングバンクは初なんですよ。

 

リニューアル?されたと聞き、これは入れねば!と思い仕入れちまいました。

でも僕

 

普通の10年は呑んだことがあるんですが

15年は無いんですよね、、、

 

前と味は変わったのでしょうか?

確かめない事にはわかりませんが

 

少なくとも今のこいつはどシェリー系ですねー。

飲んだ感想は

僕は大体どシェリー系だと男性性を感じるモノが多いんですが

珍しくこれは女性性を感じました。

 

シェリー系で女性性を感じるモノは

大人な感じや、妖艶さを感じるモノが多かったんですが

ちょいとこいつは違いましたね、、、

 

大人な感じはあるにはあるんですが

そんなエロティックな感じでは無く

なんか冷めた感じでしょうか?

 

ある程度、酸いも甘いも知り切った女性を感じました。

ちょっとやそっとじゃ靡かない

ある意味いじりがいのある人?笑

 

でもその証拠に

 

ロックやソーダで呑むと面白い変化をします!

本当にいじりがいのある人だ。笑

 

強く個を持った人だからこそ

違う観点や接点で見たりすると

面白い一面が見れるのは、人もウイスキーも一緒ですね。

 

是非皆さんもお試しください。

 

ちなみに当店では1杯1,000円で提供してまーす。

 

楽園 〜ウイスキーフェスティバル 2017〜

行ってきましたよ!

ウイスキーフェスティバル!

なんだかんだで僕も今年初参戦でしたが

いやー

 

凄いね

まず人の多さも凄かった

 

世の中こんなに

いーや

これ以上のウイスキーファンが居ると思うと

なんかそれだけでも嬉しく思います。

 

ただ

申し訳ない、、、

僕の悪い癖です。

 

楽しすぎると

 

 

 

写真をあまり撮らないのよね。(´・ω・`)

 

記録より記憶にタイプです!僕は!笑

 

でもまぁ

何から説明すればいいのか、、、

 

オフィシャル、ボトラー問わず

メチャクチャな感じでしたが

 

つーか

ジャパンインポートシステムよ

J.I.Sよ

 

持って来過ぎだろうよ。笑

そこで店でも開く気か!爆笑

もう、、、

ほんと、、、

 

ありがとうございます。号泣

良いやつ

いっぱい呑ませてもらいました。泣

 

ベンロマックよ、G&M社よ

G&M社のおっさんよ

 

それは入れ過ぎだ!笑

試飲の量じゃない!!

「ベリーストローング!」じゃねーわ!

あんたがストロングだよ

これだから本場の人間は、、、

G&Mからわざわざ来やがって

 

ほんとありがとうございます、、、泣

お会い出来て光栄です、、、号泣

 

その日はなんだかカリラの気分だったんで

無料試飲はカリラを探しまくって呑んでました。笑

もちろん他のもちゃんと呑みましたよ!

 

前半戦はそんな感じで無料試飲を荒らしまくり

後半戦は知人と合流して

有料試飲へ、いざ冒険に出発!

 

ここで唯一撮った写真の登場です。笑

ケイデンヘッド

グレンモール34年とバンフ40年

 

あぁ、、、

遂に呑んじまった、、、

閉鎖蒸留所系を!!!

もう見ただけで小躍りかましたくなりましたよ。

 

他にもポートエレンやブローラを呑みましたよ

共に30余年物ですよ。

 

モノによっては一本何十万もする奴が

数千円で呑めるなんて

ウイスキーフェスティバル様様ですよ本当に。

 

あとは見事に術中にハマり

物販をちょいちょい購入。笑

 

タリスカーのトートバッグ

かっこええ(*´꒳`*)

 

蒸留所がデザインされたコースターを買ったりー

検定の過去問が安くなってたりー。笑

 

色々買ったなー

 

いやー、でも本当に楽しかった!

また来年も是非参加したい!

 

今度はお客さんにも声かけてみよう。笑

 

 

女性を引き寄せる魔法のウィスキー/ティモラス ビースティ 21年 シェリーエディション / ダグラスレイン

ウィスキーを、スコッチを愛し、そこにこだわりあるお店の常連になるというパターンだが、残念ながら、そういうお店の客層、女子率が低い気がする。

そこを求めている訳じゃないんだけど、ウィスキーをもっと知ってほしい、広めたいのであれば無視できない部分です。

自分にとっては飲み会以外は完全スルーなワイン専門店、カクテルにこだわった店、スペインバルなど、通りすごしに中をチラ見すると、イケてる感じの女子やくっそーと嫉妬したくなるカップルで大賑わいだ。そこをスルーしてこんなおじさんに会いにいくのだ・・・くーっ!

ビッグ・ピート

このおじさんの名前はピートさん。アイラ島のスコッチおじさんの象徴みたいですが、ビッグ・ピートの名の通り、ピート爆発の超アイラなバッテッドモルトです。

なので、これはこれでファンは多くて
こんなことにもなってますが

ビッグ・ピート

こういうイメージこそがまさに女性を遠ざけているような気がする。
ファンは男ばかりのはずです。

サントリー角のハイボールやジンビームなどで、オシャレにかっこよく女性とウィスキーをみたいなイメージ作りを日本でやってますが、やっぱあれはどう見ても、○川遥に鼻の下を伸ばした男たちの下衆な動機を煽っているだけであり、酒なんて二の次なのだ。スコッチのハイボール、もっと抜群に旨いのありますよって・・・

そんな、女性にとっつきにくいイメージのウィスキー(スコッチ)ですが、イメージって大事だよねぇ、こんなかわいい感じのボトルだと

「かわいいっ」
「おいしいっ」

って喜んで飲む女性の姿を何度も目撃しました。

ピートおじさんとこれらは同じ会社が出しているんだが・・・

見ための印象だけじゃなく、確かにこういうかわいいボトルのスコッチは、味も女性向けというか、香り重視で、フルーティーで、決め手はシェリーなんだよな、大抵。

シェリー、それ自体あんま飲んだことないだろうに
なんかイメージがいいんだよ。

尾崎豊の影響か?

あれが北島三郎で「西の酒」とかだったらよかったのに・・・

で、話が長くなるので強引に締めますと

  • 動物などかわいさをイメージしたボトル(狼とか熊のガオーってやつじゃだめ)
  • シェリーカスク

というのが女性を引き寄せる魔法のウィスキーだという持論です。

シェリー・カスク、好きですよ、間違いなく旨い。でも、どうしても女性を口説く武器のように感じ、敢えて飲むことはないかなぁ。
けれどもし仮に自分が店やるなら、びっしり揃えちゃいます、下心です、いえ、ウィスキーを広めるために・・・。

けど、ビッグ・ピートをストレートでグビグビいく素敵な女性が本当は好みです。お目にかかった事ありません。それがピートおばさんならば、危ない人だと華麗にスルーします。
キャー、今年もボジョレーの解禁よーではなくてピートおじさんのクリスマスを愛するヒトを愛す。

今宵、女性を自分の好きな店に招待するなら、是非、かわいい動物のシェリーカスクをどうぞ・・・

あぁ、タイトルのスコッチの紹介を忘れていましたが、ビッグ・ピートのダグラス・レイン社が手がけるフルーティな長期熟成シェリーカスクです。限定品だそうです。度数はあれど、女性が好む、尾崎豊な味わいになっております。

ピートおじさん いつになれば 俺は這い上がれるだろう           
ピートおじさん どこに行けば 俺はたどりつけるだろう           
ピートおじさん 俺は歌う 愛すべきものすべてに 

イップマンでした。

愛しき人の姉 ジェームズ・マッカーサー社 オールドマスターズ カリラ 14年(1995)シェリーカスク

いつもいつも自分語りが多すぎるので

たまには自分本位な事ばかりではなくて

交流があるという証拠?を見せます。笑

 

前置きはこの程度として。

 

前回の記事にあった

憧れという存在。

それとはまた似て非なるものですが。

今回のはちょっとニュアンス的には似てるかもです。

それが

ジェームズ・マッカーサー社 オールドマスターズ カリラ 14年(1995)シェリーカスク

 

そうです。

「イップマン」さんに対抗してカリラです。笑

このブログで初めて出たボトラーの会社なので、先に概要いきますー。

ジェームス・マッカーサー社は、「スモール・イズ・ビューティフル」を謳い、スコットランドのあまり知られていない蒸留所の樽出しのウイスキーをもっと多くの消費者に知ってもらうことを大きな目的として、1982年に創業。現在でもこのポリシーを基本としているが、10年から35年熟成のウイスキーをカスク・ストレングスに加え、43度でのボトリングも行っている。

 

だ、そうです。笑

 

僕もカリラは大好きですが。

こいつは中でも惚れ込んだ一本です。

僕の通常のカリラのイメージは

「明るく元気な女性」

なんですが。

こいつはちょっとちがいますね、、、

 

背骨にはしっかりカリラを感じ取れます。

なので、明るく元気な女性、という背景は見えてはくるのですが。

なんだろう、、、

シェリー樽の影響なのか、少し普通のカリラより大人なんですよね。

余裕があるというか、妖艶さがあるというか。

なので、こいつに抱く僕のイメージは

「愛しき人の姉」

 

なんかちょっと怪しいタイトルみたいになっちゃったな。笑

 

まぁ僕がカリラが好きなんで、愛しき人、という前提ですが。

でも本当に大好きな一本です。

 

以前モルト会で呑んだカリラのオフィシャルカスクストレングス

是非あれと並べて呑み比べたい。

 

皆さんもこのカリラ是非味わってみてください。

 

いつも見ている愛しき人

それとはまた似て非なる魅力の持ち主

そんな人に、一瞬心奪われるのも

男の性としての一興ではないでしょうか。

 

完全無欠の男 グレンドロナック 15年 リヴァイヴァル

憧れってありますよね

男女関わらずに、あると思います。

単純にこういう人と出会えたら素敵

というのもありますが

自分自身がこうでありたい、こうなりたい。

あんな人に成れたら良いのになー的な。

 

そんな感じに取れるウイスキー

あります。

グレンドロナック15年 リヴァイヴァル

 

いきなり言うのもなんですが

何が悲しいって

 

 

こいつはもう終売品って事ですよ。泣

手に入るとしても

当時の価格の2倍は当たり前。

 

今回は先に言います。

ウチには無いです!

置けるもんなら置きたいくらい。泣

 

僕が他に呑んだドロナックは

12年、18年アラダイス、カスクストレングス(バッチ忘れた)

あとは幾つかのシングルヴィンテージ系でしょうか。

あまりどシェリー系はそこまで好きでは無いんですが

グレンドロナックは好きです❤︎

 

中でも特に15年リヴァイヴァルはなんか違う。

なんでしょうか

12年も18年も普通に好きだし美味しいし

シングルヴィンテージ系に至っては、年数別ですごく特徴があるし

単純にシェリー感が物凄く出てるのもあれば、混ざってんじゃねーかと思えるくらい

甘〜いのもありました。

 

15年リヴァイヴァルに関しては

物凄くバランスが良いんです。

決してフラットではない、香りと味わい

 

マイナス要素が探せない。

僕はこいつに男性性を感じました。

なのでまさに

「完全無欠の男」

こう解釈します。

 

当時の価格帯を考えれば、恐ろしいほどコスパがいいんじゃ無いでしょうか。

一時期、操業停止していたせいで無くなったとか聞きましたが、そうなんでしょか?

僕はこいつをリアルタイムで呑んだことがないので、裏を取りようがないのですが、、、

まぁまた同じエイジが出ても同じ味とは限りませんし 

これはこれで古き良きものとして、割り切るべきなんでしょうが

 

皆さんもどこかで出会えれば呑んでみてください。

誰もが憧れる

完全無欠の男

そんな素敵な存在が感じ取れますように。

 

雪の華(鼻)カリラ ホグスヘッド / スノーフレーク(モリソン&マッカイ)

雪の華(鼻)カリラ ホグスヘッド / スノーフレーク(モリソン&マッカイ)

スコッチをたしなむようになって、とあるバーでカリラありますか?って聞いたら

「ん~ないですねぇ」

という答え

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僕がよく言われる事 〜飲み方編〜

大体みんな言ってきますね。

特にウイスキー初心者に多いんですが

 

まぁ前にも言いましたが

当店は週に一回必ず新入荷を迎えます。

入荷したウイスキーは必ずホワイトボードに

今週のウイスキー、として書いてあるんですよ。

 

ウチに初めてきたり

又は来初めて慣れてくると

ウチがウイスキー推しとしてやってる事を理解してくれます。

 

そして今週のウイスキーが書いてあるボード見て

あれが飲んでみたい

と言います。

嬉しいですね、うちでウイスキーを覚えてくれて貰えるなんて。

 

で、だ

問題はここからですよ。

大体みんな聞きます。

「どうやって呑んだらいいですか?」

うん

んで、だ

僕はこう言ってやります。

 

 

「知らん」

 

え?!

って顔しますよ皆さん。

 

いやーだって聞き方が悪いんだもん。

 

敬語がなってないとかじゃないですよ?笑

こう聞きなさいよ。

 

「どういう飲み方がおすすめ?」

 

そしたら答えますよ。

 

「ストレートです。」

 

どうせここでも大半の人が

え?!ストレートはちょっと、、、

って顔するんですよ。

 

だからね。

 

好きに飲みなさい。

 

ストレートでも、ロックでもトゥワイスでもソーダでも

それで好きになったら

いくらでも教えてあげるから。

 

という回答がいつもの流れ。笑

 

まぁそれでも、もちろんそれに合うウイスキーを選んであげますけどね。

 

僕は呑み方に固執してないんですよ。

僕自身もロックで呑むのが好きなのもあるし

ソーダが好きなのもあるんで。

 

ただゆっくり呑みたい時は

やっぱりニートがいい。

 

ウイスキーラブな方はご存知でしょうが

ストレートの事をニートと呼びます。

若干発音に差はあると思いますが。

 

僕も初めて知った時は

あんまり良い響きじゃ無いと思いましたけどね。笑

 

皆さん

ウイスキーを飲む時に呑み方を質問するなら

どう呑めばいいか?

ではなく

呑みたい呑み方に合うものを選んで貰った方が

ウイスキーの扉にまた一歩近づけますよ。笑

 

 

美白美人 UD社 花と動物シリーズ マノックモア12年

透き通る様な美しさ

いやいや

むしろこいつは透き通っているからこそ美しい。

僕が思う

美白美人なウイスキー。

それが

UD社 花と動物シリーズ マノックモア12年

 

あー、やっぱ花と動物は良いよねー

なんか個人的にはハズレがない様な気がします。

しかも、このシリーズでしかオフィシャルが無いのもあるというのが

なかなか、憎いほどのロマンに溢れてますよね。笑

 

ちなみに当店では

花と動物シリーズの事を

略して

「花D」

と、呼んでます。笑

 

まぁそれは良いとして

 

このマノックモア

嘘か本当か知りませんが

「一番白いウイスキー」と呼ばれてます。

まぁ、12年辺りの年数で、という事でしょうが。笑

 

でもでも

色が薄いからといって、侮るなかれ。

確かに透明感ある透き通った香りや味ですが

しっかりと個性を持ったウイスキーです。

 

僕のイメージは

「凛とした美白美人」

こいつは女性性のウイスキーですねー。

 

この辺りで

マノックモアの概要いってみますかー。

マノックモア蒸溜所は1971年、グレンロッシー蒸溜所の敷地内に第2蒸溜所として建設された。同蒸溜所の原酒はグレンロッシーとともにヘイグやディンプルの主要原酒。ラベルに描かれているのはグレイト・スポッテッド・ウッドペッカー(キツツキの一種)。

ですって。笑

 

ちなみに、マノックモアは先程言った通り

白いウイスキー

とも言われてますが

同蒸留所で

ロッホ・デュー

という、黒ウイスキーと呼ばれてるモノもリリースされているそうです。

 

例のごとく

ウチにはもうマノックモアはありませんが。笑

どこかで、マノックモアとロッホ・デュー

両方とも見つけれれば

白黒ウイスキー飲み比べ

してみてはいかがですか?