シェリーだけが甘さじゃない ジェームス・マッカーサー社 オールドマスターズ ベンリアック22年(1991-2014)

だいぶ間が空いてしまいましたが、、、

以前の「カサブランカ 片野酒類販売」さんの続きですー。

 

言わずもがな、どシェリー系のマッカランを呑んだ後だったので

バーボンカスク系が飲みたくなり

お願いして出てきたのが

ジェームス・マッカーサー社 オールドマスターズ ベンリアック22年

 

イヤー、これもうまかった

 

正直、バーボンカスクという事で

キーの高いシトラス系の香りを想像してたんですが。

 

こんなトロッとした甘さが出るのもあるんですねー!

シェリーにありがちな、レーズンの様な熟した果実の香りとも違う

 

もっと濃いメープル感とでもいうんでしょうか?

それと、メロンの様な深く味わいが広がる甘さもあり

香りももちろん素晴らしいものでしたが

口いっぱいに広がる旨味がなんといっても印象に残ってます。

 

シェリーカスクの甘さと香りは

初心者にも大変馴染みやすいものであり

尚且つ、ウイスキーにある悪い先入観を取っ払うには

すごく良い印象を与えるタイプですが

 

こういう形のバーボンフルーツの香りと味わいも

ウイスキーを呑まない人の概念をぶち壊せるものだと思います。

 

是非皆さんもお試し下さい。

 

ちなみに、ボトル背景に写ってるのは

従業員の高橋さんです。笑

 

勝手に載せて怒られたらどうするべか、、、( ̄◇ ̄;)

 

おいダンカン!旨いじゃねえかバカヤロー/トマーティン2009 オクタブ (ダンカンテイラー)

最近スーパーに行ってもモルトチェックしてしまうイップマンです。
なるほどなぁ、スコッチといっても世界はブレンデッドしか存在しないとおもわれても仕方ないなぁ・・・
ウィスキーコーナーは本当にさみしいものです。
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名もなきバーにて/オーバン 1985 ダブルマチュアード ディスティラーズ エディション

イップマンです。名もなきバーにて、いただいた逸品。
現行でも手に入るがそれは1995とか1998とかいうもので1985は幻だろう。
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険しすぎる旅/スプリングバンク 12年 ウッドエクスプレッション ラムウッド

この体験以来、自分の中でスプリングバンクがかなりお気に入りになりました。とおもったらスプリングバンク自体手に入りにくいですねぇ。
イップマンです。
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古き良き物 ザ・マッカラン 12年(オールドボトル)

先日

久々にスーパー呑んだくれました。笑

合計8軒はしご、、、

我ながらあほだとおもいますよ。笑

 

8軒のうちBARというか

ウイスキーなお店が4軒。

個人的に当日の目玉は

横浜は関内にある

「カサブランカ 片野酒類販売」さんです。

 

いやー!

またまた良いものを呑ませて頂きました!

 

一発目に呑んだのが

あまり経験の無いオールドボトル系でした。

マッカラン12年

90年代に流通してた物のようです。

 

現行マッカランとは違う違うと聞いてはいましたが。

ここまで香りが違うとは、、、

 

アプリコットというか、プラムというか

単純なシェリー香だけではなく

すごく丸みを帯びたフルーツの香り。

 

うめーの一言ですよ。

 

凄く優しい香り、嗅いでるだけで癒され様な

とても落ち着く一杯でした。

 

現行マッカランは男性性をイメージしていたんですが

このマッカランにはとても優しい女性が背景に見えました。

 

多くは語らず、いつもニコニコしていて

その場に居るだけで場が和んでしまう様な

でも決して自分に無理をして居る姿はなく

存在そのものが癒しとなる女性でしたね。

 

ギスギスしている時に

ふと心に現れた癒してくれる女性

皆さんも是非呑んでみて、ホッコリして下さい。

 

他にも呑んだのがありますが、それはまた次の機会に。笑

 

新年のご挨拶。

年末年始のバタバタのため

なんだかすっかりサボっていました(´・ω・`)

ようやく落ち着いたので、遅ればせながら新年のご挨拶です。笑

 

いきなりですが

僕は

年賀状というものを書いたことがありません。

その代わり

ここ数年、年賀画像を作ってLINEやらメールやらで皆様に送ってます。笑

 

例の如く、干支を使ったものを作ってるんですが

いやー

今年は良いですね!

楽というか、良いものができました!

犬のラベルって結構ある。笑

しかもお気に入りのマクリームーアが使えたのが嬉しい(*´ω`*)

 

さてさて

このブログでは、自分語りはよくしますが。

自分のお店の事はあまり言わないので、たまには語ります。笑

 

今年は、、、

 

改革ですよー!!

お店のメニューやらなんやら

変えたいものが山ほどあるので、頭の中ワクワクでいっぱいです。笑

 

もっとスコッチラブにしてやる(*´ω`*)

 

その構成やらで、年末年始バタバタしてました(´・ω・`)

ようやく考えだけはまとまったのでひと段落です。笑

 

I LOVE SCOTCH WHISKYが

WE LOVE SCOTCH WHISKYになるように

まだまだやりまっせー!

 

というのが

僕の今年の目標の一つです(`・ω・´)

 

そのまま飲むべし男勝りな女よ/ウイスキートレイル ドラゴン レダイグ 13年

最初に書いておこう、イップマンです。
また、同じお酒の連投になってしまいますが、孤高の最果てバーでいただきました。
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12月新入荷 その7 エリクサーディスティラーズ ウイスキートレイル ドラゴン レダイグ 13年

クリスマスを迎えて、ガッツリ年末ムードになりましたねー。

本当はこの時期に、以前入荷した

ビッグピート クリスマスを紹介するべきなのでしょうが

僕が我慢出来ずに開栓してしまったので

今回は違うボトルの紹介です。笑

エリクサーディスティラーズ

ウイスキートレイル ドラゴン レダイグ 13年

 

良い!こいつ良い!!

好きな味です!

 

言いたい事が一杯ありますが

熱くなりすぎて話がそれる前に概要いきましょう。笑

エリクサーディスティラーズはスキンダー&ラジ・シン兄弟によって設立されたスペシャリティードリンクスのボトラーズ部門で、魅力的なウイスキーを輩出しています。「ウイスキートレイル ドラゴン」シリーズはエリクサーディスティラーズが日本向けにリリースする6部完結のオリジナルシリーズです。

 

書いてありますが、6部完結で、このレダイグは第4弾です。

1〜3も欲しかったんですが

中々良いお値段なのです、、、泣

 

確か

第1弾がグレンロセス26年

第2弾がロングモーン24年

第3弾がグレンキース21年

だったはずです。

 

グレンロセスとロングモーンは度数的に恐らく加水でしょうか

レダイグは度数的にカスクですね、グレンキースはどっちなんでしょう、、、?

 

調べろって話なんですけどね。笑

 

まぁでも

こいつはマジで好きです!

 

元々レダイグ自体結構好きなんですが

このピーティさとブリニーさ

尚且つカスクのパンチの良さもありますが

それだけじゃ言い表せない、ダシが効いたような深い味わい。

 

それに付け加えて

ラベルがマジかっけー。笑

 

男心というか、厨二病心というか

その辺をくすぐりますね。笑

 

お得意のソーダ遊びも既にやりましたが

まぁこいつはニートでいきたいっすね。

 

悪かないんですが

ソーダ栄えはしないっすねー。

 

というか、なんだろ

折角出汁のきいた味わいを、わざわざのばす必要もないかと。笑

 

こういう自分のストライクゾーンなウイスキーに当たると

なんだか、いつにも増して小躍り決めたくなります。笑

 

ラベル共々、勇ましさを感じるウイスキーでした。

是非お試し下さい。

 

ちなみに当店では1,000円で提供してますー。

 

12月新入荷 その6 グレンスコシア ビクトリアーナ

数日バタバタしてたんで少し更新をサボってました。笑

 

もうそろ本当に年末ですねー。

ここ数年、あまり年末を意識した事なかったんですが

今年はなんだか年末ムードをたっぷり感じてます。笑

 

年末でもまだまだ続く新入荷!

6本目はこいつです!

グレンスコシア ビクトリアーナ

 

またキャンベルタウンですよ。笑

 

この前のスプリングバンク以来、キャンベルタウンがちょいとしたマイブームです。

 

僕の勝手なイメージですが

モルト好きじゃないと、スプリングバンク以外はどうもキャンベルタウンの印象が薄いですよね。

 

現在、キャンベルタウンの稼働蒸留所は3ヶ所あります。

僕の周りだけかも知れませんが、ありがちな勘違いが

スプリングバンク、ヘーゼルバーン、ロングロウ

だと思ってる人がたま〜に居ます。

 

それ全部スプリングバンクですからー!!ザンネーン!(古い!)

 

スプリングバンク、グレンスコシア、グレンガイルでごわす。

 

で、今回はグレンスコシアです。

概要ー

 

1832年に設立されたグレンスコシア蒸留所は、かつてウイスキー産業の中心地で、数多くの蒸留所があったキャンベルタウンで現在でも稼動している貴重な蒸留所の1つです。
閉鎖と再開を繰り返してきたため、一時期は生産体制も不安定で過小評価されることが多かったようですが、蒸留所のオーナーの変更による新生グレンスコシア蒸留所が始動し、新たなラインナップをご紹介できることになりました。
全てのボトルがノンチルフィルターでのボトリング。グレンスコシアのスタイルである「コクのあるスパイシーなフルーツと磯辺の波しぶきの見事なバランス」が表現された古きよきキャンベルタウンモルトです。
この「グレンスコシア ビクトリアーナ」は強めにチャーした最上のオーク樽でフィニッシュ。カスクストレングスでのボトリングです。

 

すごく華やかな香りがしますよー。

他にも強い甘味を伴う香りもありますが。

意外と味にはギャップがあり、面白い一本だと思います!

 

キャンベルタウンには昔30を超える蒸留所が存在したと言われてますが

今や稼働してるのは僅かに3ヶ所、、、

 

今尚、スコットランド内では新しい蒸留所ができていますが

こういう形で残り続けたり再稼働する所も素晴らしいとこですねー。

 

グレンスコシア是非お試し下さい。

ちなみに当店では900円で提供してますー。

 

僕がウイスキーが好きな理由。

今日は早い時間にバタバタして

恐らく、遅い時間は暇であろうと思い。

久々に営業中にお店で一献。

 

ほろ酔いで語るのが大好きなので勢いで語ります。笑

 

ウイスキーが好きな理由というか

お酒が好きな理由と言った方が的確かも知れません。

 

僕がBARを始めた理由

それはお酒が好き過ぎたから。

 

アル中とかじゃないっすよ?笑

 

惚れたんです

惚れてたんです、酒に。

 

呑むのももちろん大好きです。

でも、それ以上に存在が好きです。

 

お酒には色々なドラマがあると思うんです。

 

良い酒、やらかした酒、涙を飲んだ酒。

全てが人生のスパイス。

 

良くも悪くも、酒以上に人生にスパイスを与えるものは無いと思ってます。

 

良いことがあったら酒、辛くなったら酒、お物思いにふける時も酒。

 

全員じゃないにしても、そういう人は少なくないと思います。

そんな一面もお酒の魅力であり

酒の縁という言葉、よく使いますが

本当にその通りだと思います。

 

僕は父親が生粋の大工で、俗に言う職人ってやつです。

よく聞かされました。

 

「酒が呑めねー奴には仕事はやれねー」

 

出来ないとかじゃなく、分け与えられないってことですが。

 

親父曰く、信用が出来ないってことです。

そいつの良い所悪い所

酒を呑ませて、腹を見せられない奴は嫌だと。

 

良いやつとか悪い奴とかではなく

好きか嫌いかを見極めたいらしいですよ。

 

そう言うのも僕にはあります

それだけじゃないんですよ。

 

素直さが出るんですよ。

少なくともその時の素直さが

 

普段言えない事も言えるようになるし

逆に変な見栄を張って、心にもないような事言う場合もありますが。

 

でもどちらにしろ、その時の気持ちなんですよね。

周りの印象次第ですが、良いようにも悪いようにも気持ちが出ます。

 

僕が

本当に独りで呑みに行く時

 

それは自分と対話する時です。

 

心の奥に仕舞い込んだ気持ちが

出ますよ。

 

仲間と呑んだ時も

ふと泣きたくなる時もあります。

 

唐突ですが

僕はB’zが好きです。

 

言ってました、稲葉さんが。

「愉快な時だけ思い出して、涙に溺れる、たまにそれも良い」

って言ってましたよ。

 

なんかメチャクチャだな。笑

 

まぁ何が言いたいかって言うと。

 

酒は感情が出るんですよ!

笑いたい時は笑えば良い!泣きたい時は泣けば良い!

でも!

 

笑えない!泣けない!

 

良いじゃないですか

酒に頼っても。

 

素直な気持ちが出ますよ。

 

すっきりしましょうよ。

それで幸せになるなら素敵な事。

 

そんな素敵な空間に

ウイスキーと言う素晴らしいお酒があれば

アナタの、僕の、幸せが

ほんの少しだけ膨らみます。

 

そんな幸せの瞬間に、ウイスキーという名のスパイスを是非。

 

12月新入荷 その5 花と動物シリーズ グレンスペイ12年

書こうとしていたら、イップマンさんに先を越されました。笑

 

でもまぁ一応書きます。

花と動物シリーズ グレンスペイ12年

感想はイップマンさんが書かれていたので

こっちゃー花と動物の補足説明でも入れときますかー

 

といっても、有名なシリーズなので、至る彼処に書かれてますがね。笑

 

花と動物シリーズとは

UD社(ユナイテッドディスティラーズ社)、現ディアジオ社の傘下蒸留所が

製造販売したのが花と動物シリーズです。

その名の通り、全てに花もしくは動物が描かれているのが特徴で

他にも全てにおいて、ボトリングのアルコール度数が43%というのも特徴の一つです。

1991年に22種、UD社が合併しディアジオ社になった後

2001年に第2段として4種、計26種からなる全てオフィシャルで作られたモルトウイスキーです。

 

引用ではありますが一応銘柄一覧を

1     アバフェルディ 15y
2  オルトモア 12y
3  バルメナック 12y
4  ベンリネス 15y
5  ブラドノック 10y

6  ブレアアソール 12y 
7  カリラ 15y
8  クライヌリッシュ 14y
9  クレイゲラキ 14y
10 ダルユーイン 16y
11 ダフタウン 15y
12 グレンダラン 12y

13 グレンロッシー 10y
14 インチガワー 14y
15 リンクウッド 12y
16 マノックモア 12y
17 モートラック 16y
18 ピティヴィアック 12y
19 ローズバンク 12y
20 ロイヤルブラックラ 10y
21 スペイバーン 12y
22 ティーニニック 10y

第2段が

1 オスロスク 10y
2 グレンエルギン 12y
3 グレンスペイ 12y
4 ストラスミル 12y

 

んー、、、

改めて調べて書いてみると、呑みてー奴がいっぱいある。笑

 

といっても、実際問題このシリーズは当時作られたモノだけで

現行では作られていないので、現存する物のみです。

それでも何種かは比較的流通があるので手に入ります。

ウチで入れたやつが大体流通が多いものです。

 

レア物も欲しいけど金額的に無理です!笑

個人的なお気入りは

リンクウッド12年、マノックモア12年、ティーニニック10年あたりでしょうか

ダルユーイン16年もうまかったなー。

 

カリラとかちょー呑みてーですが、

超タケーのです。笑

 

よく勘違いされる方がいるのですが

花と動物シリーズをボトラーズだと思ってる方がいますね。

 

さっきも言いましたが、こいつらは全てオフィシャルです。

 

このシリーズでしかオフィシャルが無いのが

浪漫溢るる感じじゃーないですか。笑

 

是非皆さんもお試しください。

ちなみにグレンスペイは1杯800円にて提供してます。

 

よく玄人連中に言われるのが

 

花と動物を3桁で売るな!

と言われます。笑

 

チャンチャン。笑