俺にジャパニーズをくれ。じゃなくて、ここは自分が今とある事情で最も行くべきバーなのだがモルトなど一本も置いてない。というか、お酒自体少ない。ご家庭のようなラインナップなのだ。客の好きなものがバラバラに少しだけ置いてあるような、漫画とかもあり、誰かの部屋みたいだ。
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男ども、出てこいや/アイル オブ ジュラ ヘビーピーテッドエディション
セクシーアイドル/エドラダワー・イビスコボトル・バーボンカスク
化粧なんてしなくても美人/ベンロマック オーガニック 2010年
360度美人/ストラスアイラ 1997 18年 ホグスヘッド ケイデンヘッド
飽きの来ない女/オーヘントッシャン 1999 17年 ホグスヘッド / ケイデンヘッド
ミス・ミステリー/ブラックアダー レッドスネーク 55/01
花はいっそう艶やかに咲き誇る/グレンバーギー1992 25年 ケイデンヘッド
新婚さん、いらっしゃい/イチローズモルト 秩父 ポートパイプ CHICHIBU PORT PIPE
ほう ほう ほたる こい/イチローズモルト CHIBIDARU
火垂るの墓/タリバーディン ザ・マレイ
なんてったってアイドル/グレンモーレンジィ ミルション
洗練されているが故に、飲みやすくて万人にオススメ、あえて俺みたいなへそ曲がりが飲まずともええかな・・・
そんな理由で進んで飲むことのないグレンモーレンジィ。けれど美味しいです。
スコットランドでは一番売れて、飲まれているシングルモルトと言われている。追加熟成のパイオニアとして樽にこだわり続けるその姿勢は、ウッドフィニッシュが好きな自分には一番合うのかもしれない。だが触手が動かない・・・
[st-card id=718 ]グレンモーレンジィ
スタンダードなものだけでも色々あってよくわからん。
味の印象もそこまで覚えとらんのでした。
HUBとかでグレンモーレンジィの安いソーダ割とか最高に美味しいですけど・・・
そんなで、今回いただいたのがこちらです。
グレンモーレンジィミルション
毎年限定発売されるプライベート・エディション、今年はスピオスですが、2年前のこれが、この界隈では有名だったそうです。
バーボン樽で熟成させたグレンモーレンジィの原酒を、追加熟成させるためにポルトガル産赤ワイン樽へ移す際、糖分が残ったままの状態で樽の内側をトースト。トーストして赤ワイン由来の糖分をキャラメル化させることで、ワイン特有の甘さとスパイシーな香りを引き出すことに成功したのです。
スコットランドのゲール語でスイーツを意味する「Milsean」(ミルション)。グラスに注ぐと、サトウキビや熟れたフルーツ、キャンディーなどの甘い香りが広がります。その豊かな香りは、まるでガラス瓶に入ったカラフルなお菓子が棚いっぱいに並ぶ、ヨーロッパの昔ながらのキャンディーショップに迷い込んだかのような幸せな気持ちを連想させます。
感想はもう香りからしてスィートでフルーティー。
甘さがあふれんばかりで、飲んでみてもとろけるような舌ざわりと上品な甘さに包まれていました。
けれどそんなに余韻は続かないかな。
狙ったコンセプト通りによくできたお味かとおもいますが、予想通りなので意外性は皆無。
[st-card id=795 ]これに味じゃなくコンセプトが近い感じです。
けれど、ウィスキーが苦手という方にはそのイメージを覆す素晴らしい個性引き立つミルションでした。
その、ラベルデザインも相まって、これはなんてったってアイドルでしょう。
古い・・・
書いててドン引きしている。
しかしその後に飲んだ未知のものが、ミルションを上回る・・・別の意味でキャンディキャンディでした。
グレンモーレンジィ・シングモルト・スコッチウイスキーは、スコットランドのハイランド地方で生まれました。1843年に設立されたグレンモーレンジィ蒸留所は、伝統と最新技術を融合させるパイオニアとして高い評価を 受けています。グレンモーレンジィの特徴であるフルーティーでフローラルな風味は、職人たちの熟練技とスコットランドで最も背の高いポットスティルを使用した蒸留から生み出されます。その後、最高級のオーク樽で熟成されることで、こだわりぬいた “Unnecessarily Well Made (完璧すぎる)”ウィスキーが誕生します。