
月村了衛/「半暮刻」を読んだ感想を語りあう会です。
児童養護施設で育った元不良の翔太は先輩の誘いで「カタラ」という会員制バーの従業員になる。
ここは言葉巧みに女性を騙し惚れさせ、金を使わせて借金まみれにしたのち、風俗に落とすことが目的の半グレが経営する店だった。
〈マニュアル〉に沿って女たちを騙していく翔太に有名私大に通いながら〈学び〉のためにカタラで働く海斗が声をかける。
「俺たち一緒にやらないか……」。二人の若者を通した日本社会の歪み、そして「本当の悪とは」を描く社会派小説。
養老孟司さんが推薦しています。
月村了衛さんは「機龍警察」や「土漠の花」など男性オタク的マニアックな世界観の作家というイメージがありますが、社会派小説作家としての実力もすごいんです。「半暮刻」を読むと、あのイベントのあの事件の裏側ってこんな感じだったんだろうなという臨場感が湧いてきます。
実際にあった事件を基にしたフィクションの映画はたくさんありますが「半暮刻」もそんな感じで、ページが止まらない、まるで映画のようにイメージが浮かぶ、そんな作品です。
決まったルールはなく、ただ飲んだり食べたり、なにかひとつのテーマがあって語りあう自由な飲み会です。
参加費無料
飲食各自持参