別の客のカウンターに並んでいたけど飲ませていただきました。
毎年アードベッグデイなるものがあり、アードベギャンと言われるファンが集い、新作が発表されるという。ブランドイメージはかっこいいし、味も尖って個性的、自分もこれらアイラモルトからスコッチの世界に入った住人だ。
しかし、今となっては大好きな銘柄ではない。
おっさんはピートラブではないらしい。
それでも時々飲みたくなるのだから不思議。
ARDBEG GROOVES(アードベッグ グルーヴス)
毎年のコンセプトなんだろうか、ノンエイジなのかな。バーボン樽で熟成した原酒に、ヘビーリチャーした赤ワイン樽で熟成した原酒を加えたものらしい。
アードベッグについては過去記事で何度も書いたが、
[st-card id=595 ]熟成よりも仕込みから蒸留まででその個性がほぼ決まるウィスキーという認識である。しかし今回のグルーヴスはちょっと違う。香ってもアードベッグだぁとわかりにくい。ピート控えめでフルーティーな甘さが優しく漂う。あれれ・・・
しかし味わってみると、ガッツリというかやんわりアードベッグであり、甘さとかはあまり感じない。ワイン樽の芳香はかすかに感じる。甘いというより優しい、弱いかな、ビリビリ来ない・・・
うーん、これの前に俺の中の定番ポートアスケイグの100プルーフを飲んでましたが、おっさんはこっちの方がアイラっぽくて好きぜよ。
今回のグルーヴスはポップでヒッピーでオシャレなデザインで、はまる若者、男性も増えそうだが、女性を意識したんじゃないかな。なんかクールでかっこいいい、飲んでる男もかっこいいから私も飲んでみよう。
わぁ、おもったほど飲みにくくない。かわいい、好きかもー
言われるとたしかにワインっぽいし、超クール!
っていう女性がいそうだ。
偏見です。
昨年のケルピーもそうですが、どうせ値が上がるのでコレクションとして買っておこうかとおもいましたが、夢中になるほどではなく、ネット通販で出てきたらでいいやぁとおもってましたが出てきません。ヤフオクでは3万円ほど(希望小売は12000円)現状、料飲店、業者向けっぽいです。
そこまでして欲しいとはおもえませんのでした。
安くみかけたら買っておこうかな、くらいです。
店主は、ワイン好きには感じるものがあるが、うーん、このシリーズでは昨年のケルピーが出色でしたねだそうです。確かにケルピーの方が、本来のアードベッグらしさとクリアでシャープなピートノリノリビンビン感が光っておりました。安心と信頼のアードベッグの風味でした。
まだ新品ホヤホヤなのでもう少し時間を置いてまた飲んでみようとおもいます。
そして、好きでもないのに、アイラが続いたその次に、おっさんは元に戻り、スペイサイドのシェリーカスクへ。そこで飲んだ、未知なる蒸留所のモルトが、この日のMVPとなりました。
その未知なるスペイサイドは次回のお楽しみ・・・
今すぐ書けるけど、スマホ忘れて写真がないもんですから。
1815年にスコットランドにある小さな島・アイラ島で誕生した、世界で最もピーティー(泥炭)でスモーキーなシングルモルト「アードベッグ」。型にはまらない、強烈な個性を持つ究極のアイラ・モルトとして、世界中のウイスキーファンから愛されています。
毎年5月~6月にかけて行われる、世界中のアードベッグファンと祝うお祭り“アードベッグ・デ―”にかけて、発売されるその年だけの数量限定商品。今年は“ラブ&ピート(泥炭)”をテーマとして、アードベッグらしく型破りなスタイルで、ウイスキーにかける炎のような情熱をたっぷり注ぎ込み、『アードベッグ グルーヴス』を誕生させました。
1960年代のアードベッグ蒸留所には郵便局やビリヤードホール、フットボールチームなどがあり、グルーヴィーなコミュニティーがありました。アードベッグならではの粋な世界観を表現した『アードベッグ グルーヴス』は、木の表面までしっかり跡がつくほど焦げ付かせたワイン樽で熟成。アードベッグらしい力強さのなかに、スモークした様々なスパイスと焚き火のような薫り、アップルとスモークした洋梨のメロウなモヤのなかに消えていくような味わいが楽しめる、唯一無二のアイラ・モルトです。
参加無料
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