マイ・フーリッシュ・ハート・マイ・スタンダード/アバフェルディ 12年

今回は気になっていたはじめてのバーなのだ。ホームページのメニューにモルトが多かったのだ。ビルの4階というとても敷居の高い、ザ・マニアックなバーでしたが、かなり素敵な空間でございました。

誰もいない店内に足を踏み入れるとガンガンとキングクリムゾンがかかっていましたが、気をきかせて?ジャズにチェンジ。そんな気遣いはいらんぜよ。

お酒もレコードも雑貨も多い、オーセンティックじゃつまらないから何でもアリなコンセプトだそうだがイヤイヤ、お店はオーセンティックで通じるほどに高級感漂う空間でございました。ラインナップはスタンダードがメインでしたが豊富でしたので常連化するであろう。

いただいたこちらはバカルディジャパンという会社が権利を持ってるそうで今とても手軽に手に入るものです。なので逆に後回しにしてたのですが、コスパ最高のクオリティでした。これぞ、シングルモルトのお手本です。

ジョン・デュワー・アンド・サンズ社は、デュワーズのブレンドの根幹となる高いクオリティのモルト原酒を製造するための蒸留所をアバフェルディに建設しました。アバフェルディ蒸留所は、ジョン・デュワー・アンド・サンズ社が建てた唯一の蒸留所として、1898年に操業を開始以来、1世紀以上もの間すべてのデュワーズブレンドの根幹となる最高級モルトとして生産しています。

アバフェルディの名前の由来
アバフェルディという地名は古代ケルト民族のゲール語で「水の神のプール」を意味しています。これは、現在アバフェルディ蒸留所の水源となっているピティリー川の純粋な水のことを指しています。この水は水量が豊富で非常に透き通っているため、「水の神の祝福」を受けていると言われており、アバフェルディのモルト特有の透明感と個性、クオリティの高さはこの水の賜物です。「水の神からの祝福」の影響を受けていようといまいと、アバフェルディのモルトの素晴らしい特性が、モルトウィスキーに漂う神秘的な雰囲気を、一層深めています。

デュワーズのために作られたような歴史ですが、自分が好きな柑橘系フルーティーとかモルティとか刺激とか余韻とか、いい感じでバランスが実にいい。この価格ならこんなもんかなという概念をくつがえしてくれる深みと余韻があります。バランス系なので何かに秀でた特徴がいいづらいですが、これぞシングルモルトという感じで、これにはじまりこれに終わってもいいほど満足できる風味でございました。シェリーじゃないだろうが、フルーティーな気品があります。

少し前に一本3000円という謎のシングルモルト、グレンジストンというのを2種類ほど買ったのですが、

安くて美味けりゃなんでもいい、という下心があったんですが、やっぱり美味くない。これよりアバフェルディが全然いい。ほんの500円足らずをケチらず、こっちにしときゃよかったなぁ。これはお酒に限らず何にでもいえる事かもしれません。

最安値はやめておけ、ほんの少し高くともそっちの方が絶対いいに決まってる。

これは、異性にも言えることかもしれません。
書くと止まらなくなるのでやめておきます。

コスパを考えたら、これをマイスタンダードにしようかなとおもうほどです。

著者について: yipman
香港の中国武術家。詠春拳葉問派宗師。

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