日本ではアサヒビールの取り扱いにより、熟成の浅いものなら超お安くいただけるグレングラント、しかし飲んだことがありませんでした。グレンさんのグラントでは名前に個性がなさすぎ、ブレンデッドのような印象を受けてしまうぞ。
けれど、これが販売量世界6位の超メジャーブランドなのだそう。
1840年創業、スコッチを代表するスペイサイド産のシングルモルトウイスキー。現在、販売量世界第6位のメジャーブランド。イタリアにおいては、断トツのNo.1シングルモルトウイスキー。グレングラントのモットーは、Simplicity(飾り気のないこと)。新鮮なモルトフレーバーと透き通った液色が特徴。
そんなグレングラントについてはここがとても詳しい。
しかしいただいたこれは、簡単にお目にかかるものではないだろう。エイコーンの23年熟成ボトリング。エイコーンとは日本からスコットランドへ行き、樽を選んで売っているボトラーズ会社だそうです。
ラベルがいかにも日本人的で、そうだろうなぁとおもったら、イラストレーター 伊津野果地(いづのかじ)氏の作品だそうです。
ラ・グラン・ギャラリー 第4弾
現在活躍中の若手日本人アーティストの作品に焦点をあてたご好評シリーズ。ラベルを美術館の壁面とみなし、作品が展示されています。思う存分ご鑑賞あれ。
店主いわくこれも最近は見かけなくなったなぁだそうですが、私にはまったく???でした。
このアーティストはお酒の特徴を聞いてこの絵を描いたのか、自分で飲んで感じたのか、ハチミツをこぼしちゃってる絵ですが、まさにハチミツの風味がするんです。どうせ名前と同じで個性が乏しく書くのが難しい系かという先入観がありましたが、とてもフルーティーで甘く、優しく繊細です。グレンバーギーに似た華やかさですが、もっと甘くて飲み口がいいかもしれません。さすがの23年で果実感とスパイシー感が絶妙でまろやかだけど刺激も強く余韻も長く、こりゃー飲みやすいし繊細でかなりいけるわー
イタリアで人気なのは、流通のせいだけじゃなく味も決めてなんだな、イタリア料理に合うシングルモルトなんだろうきっと・・・
素晴らしい逸品ではありましたが、そりゃ素晴らしいでしょうという価格と熟成年数なので、アサヒビールから出ている廉価なものもこれと同じ系譜であるならばきっと超お買い得のコスパ良しでしょう。
価格なんて流通量や発売元の決断で決まるから、高いものが必ずしも美味しいとは限りません。自信作をできるだけ多くの人に楽しんでもらいたいという信条のオーナーならばコスパのいい最高なものをお安く提供してくれるでしょう。グレングラントはきっとそんなところなのだろう。
グレングラント
平凡な名前でスルーしていましたが、繊細でいい仕事しています。
超マニアックなこのボトルしか飲んだことないけど・・・
鈴木のぶよ
と聞いても美人を連想できませんが、実は超美人だったみたいな感動がそこにありました。
グレングラントという名前を平凡と例えるのはあくまで私個人の感覚です・・・
参加無料
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