効いたよね、早めのラフロイグ/ラフロイグPXカスク

ベンリアックやグレンドロナックの回し者じゃないのである。シェリー好きならこっちもシェリーじゃという事で、白亜の病院、ラフロイグのPXカスクというのを飲んでみました。PXとはペドロヒメネス・シェリー樽の事です。

PXカスクといってもフィニッシュモノで

1番目が1stフィルのバーボン樽に5~7年。
2番目がクォーターカスクに7~9ヵ月。
3番目がPXカスクに12ヶ月。

とのことだそうです。

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開口一番、ムフフ・・・これと同じでどう転んでも盤石のラフロイグである。

「効いたよね、早めのラフロイグ」

パブロンをラフロイグに変えて、ちょっと風邪っぽいなと感じたらまずこれを飲む。というのはうそのような本当の話だが、ここも熟成より仕込みから蒸留まででその個性がほぼ決まるのだなと強く実感。30年とかだと全然味が違うのだろうか?そんなわけないだろう。

そっと匂いを嗅いだだけで全身ラフロイグ、強すぎる個性。

けれど、飲んでみてニヤニヤしてしまうのは、しっかりPXが効いて、ラフロイグなのに丸い甘さをしっかり感じさせてくれるからです。なるほどねぇ、合わないとおもうけど悪くない。ラフロイグ入門というべきか、風邪薬は苦いから、お子様用に甘口シロップ入れてみました的な優しさが全開です。

飲めば飲むほど、ラフロイグなのに甘いのが面白くて益々ニヤニヤしてしまいます。
そして次第にクセになる・・・

これが、アイラの中でもオンリーワンなラフロイグの強烈な存在感なのでしょう。

病院臭とか車の排ガスとか、はじめは気持ち悪いけど慣れるとなんだかクセになってしまうものってあります。ラフロイグをそんなものに例えるのは失礼極まりませんが、それとやや似た感覚で、本当にクセになる孤高のシングルモルトです。

私にとっては好みじゃないけど、人気があるのはわかる、だって間違いなく美人だもの・・・
という感じでしょうか?

著者について: yipman
香港の中国武術家。詠春拳葉問派宗師。

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