はじめましてでさようなら/ロングモーン 30年 ゴードン&マクファイル 蒸留所ラベル

こいつは高級ですよ。かつてヤフオクで6万円もするのに65人も入札した記録が残っております。それほど貴重な品なのでしょう。今はもっとだろう。

いえ、私は1000円ちょっとでいただきましたけど。
でも最後でした。もうなくなりました。再入荷もストックもないそうです。

マスターは「やっと空いたかぁ~」と感慨深げでした。

ウイスキー通に愛されているロングモーン。「ロングモーンLONGMORN」とはゲール語で「聖人の場所」という意味。蒸留所は1894年から1895年に建てられ、操業を始めたのは1898年になってからのこと。創業者はグレンロッシー蒸留所の創業者でもあったジョン・ダフ氏。
ロングモーン蒸留所の場所は、ベンリアック蒸留所のすぐ近くにあるが、蒸留所ができた順でいえばロングモーンのすぐそばにベンリアック蒸留所が建てられたといえる。現在では蒸留所の所有はシーバス・ブラザーズ社(ペルノ・リカー)となっている。ロングモーンの仕込水はミルビュイズの泉の水を使い、ポットスチルはストレートヘッド型。ロングモーン蒸留所は竹鶴政孝氏も修行に訪れた蒸留所で、日本のウイスキーと全く無関係ともいえない。

竹鶴政孝で有名なのがこのロングモーンとヘーゼルバーンだがグレンスぺイでも学んだと書いてあるぞい。

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店のラインナップでは1000円ちょっとだが、しかるべきところだとショット5000円はくだらないシロモノが、残り僅かだから飲むしかない。スコットランドスコッチ巡りも初心者コースはほぼほぼクリアしたつもりでもまだ、ここは未知。

さっそくいただく。

ハイランド、スペイサイドのシェリーカスクにしては控えめだ。ライト、ミディアム系。濃厚なシェリー感とは違い繊細だ。そして30年熟成だから?30年も経ってるのに?フローラルな香りの広がりはすごい。これがウィスキーマジックだな。よくレーズンのようとか例えられるシェリーとはまた違う、花のような軽やかな香りと味わい。余韻は結構あります。自己主張しすぎないクールで寡黙な生徒さんです。でもしっかりシェリーです。

もう、飲める機会はないだろう貴重な想いでとなりましたが
今ここまでレアでそんなに高いなら

私は

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こいつに軍配を上げます。こやつも安いとはいえないけど・・・

そして、この前に現行のグレンドロナック12年もいただきましたが、香りは相当いい線いってます。いやドロナックの勝ちか?しかし喉ごしや余韻はロングモーンに軍配。でも価格差を考えたらドロナック12年の勝利です。

酒は飲むもの、味わうものとしたらビビるシロモノ。
収集するならその価値は何十倍ですが、味にそこまでの差があるわけではありませぬ。

思い出として記録。
非常に繊細で上品なシェリーである事は間違いなく、しっかりその個性を放っておりました。

著者について: yipman
香港の中国武術家。詠春拳葉問派宗師。

参加無料

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