スペイサイドの若き貴公子/シングルトン オブ グレンデュラン ダブル マチュアード

この独特なボトルは酒屋でよく目にするような気がしつつも、さてこの覚えやすい蒸留所はどこだっけ?と意外としらなかったりするのだが、こういう事情だそうです。

シングルトンとはオスロスク蒸留所が造っていたシングルモルトウイスキーですが、スコットランド人以外には発音しにくいと言う事でシングルトンというブランド名で販売されていたと言う事ですが、オスロスク蒸留所は後にシングルトンとしてのリリースを止め、現在、普通に手に入れる事が出来るオスロスク蒸留所のモルトはUDレアモルトシリーズ、花と動物シリーズ、ボトラーズブランドのいずれかになってしまいました。また現在シングルトンと言うブランド名を冠して流通しているのは、日本向けがグレンオード、アメリカ向けはグレンデュラン、EU向けはダフタウンとなっております。

との事です。

明らかに大きなこのボトルは免税店用の1000mlだからですが、参考記事が見つからないとおもったらアメリカ向けだからだそうです。グレンデュラン蒸留所だそうです。日本では手に入らないか、入ってもごく一部にあるかどうかだそうです。年数表記は見当たりません。ノンエイジかとおもわれます。

グレンオード
グレンデュラン
ダフタウン

味だけじゃなく蒸留所も違うのかな。

きれいなボトルでしたのでたぶん古いものではなく現行で手に入るものだとおもいます。オーバンのダブルマチュアードに感動していたものだから、それならとオススメしていただきました。

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頑張って官能表現しますと

甘美でフルーティーでハチミツのような女性的な優雅な優しい香り、飲み口は最初からシェリー感たっぷりな甘さがフワフワ広がります。オレンジティーのようなというか、貴腐ワインのような・・・

こんなにはっきりと甘いと感じるモルトは他にありません。
アメリカ人もこういう優しい味わいが好きなのかい!

ウィスキーが苦手、刺激が強い、優しく甘美なものをという方
フルーティーなワインが好きな女性

などに大変受けがよろしいかとおもいます。

などと、自分には甘すぎる、ライトすぎるように偉そうに説明してしまいましたが好きです。飲みやすいです。しかも高級感、上質なその完成度にはアングリです。

男前なモルトばかり飲んで苦虫潰して気取るよりは全然こっちの方が自然体でいられます。だって、甘くて優しくておいしいのだから。
免税店に行く事はめったにないし、買うと重くなっちゃって大変ですが、こんな素敵なものが1000mlも入っているならとてもお得です。

似た印象のモルトに
[st-card id=421 ] これがありますが、やっぱり旧ボトルとの事でこっちの方がまろやかな感じはします。
シングルトンは艶っぽいというかピカピカで新鮮な感じがします。
けれど価格差を考えたら自分はシングルトンを買い、ゴクゴク飲む方を選びます。

これを嫌いという人はいないでしょう。
甘すぎるという人はいそうですが、クオリティ自体が高いのでグーの音も出ないはずです。
もっと高くてもっと苦手なモルトはいくらでもあります。(私は)

皆に喜ばれるものでしょう。
日本向けと同じものなら、文句なく買いです。

スペイサイドの若き貴公子、「オスロイスク」
まろやかでバランスのいい風味を放ち、それでいてしっかりとしたボディもある秀逸なスペイサイドモルト、それがこのオスロイスク(オスロスク)です。蒸留所は1974年に、ブレンデッドスコッチJ&Bの原酒確保、そして新たなシングルモルトを誕生させる目的で建設されました。スコッチの歴史を考えればまだ若い蒸留所なのですが、品評会では並みいる老舗蒸留所とも渡り合い、数多くの賞を受賞していることがオスロイスクの実力を証明しています。

このシングルモルトについてよく話題にされるのは、発音の難しさです。オスロイスクはAuchroiskと綴られ、ゲール語で“赤い流れを渡る浅瀬”を意味します。ゲール語の発音は英語的な感覚が通用しないことが多く、知らなければこれもオスロイスクとはちょっと読めませんよね。ウイスキー評論家だった故マイケル・ジャクソン氏も、「ch」を「ス」と発音するのはどうにもしっくりこないといったコメントを残しています。

オスロイスクという名前は特に外国人には覚えにくい言葉であるため、オフィシャルボトルにはかつては「ザ・シングルトン」という馴染みやすいブランド名がつけられていました。しかし、1997年にオーナー会社の吸収合併が行われ、それと同時にシングルトンというブランドはなくなってしまったのです(昨年、10年ぶりにシングルトンという名のウイスキーが復活しましたが、中身は別の蒸留所のシングルモルトが詰められています。)。今日オフィシャルボトルは、「花と動物シリーズ」から10年物が、そしてレアモルトシリーズから28年物がオスロイスクの名前で出されています。

蒸留所があるのは、クレイゲラキとキース(ともにウイスキー産業が盛んな町として有名)のちょうど中間に位置するマルベンという村です。仕込み等に用いられる水は、ドリーの井戸と呼ばれる泉とマルベン川から引いています。ドリーの井戸の水は良質な軟水として知られ、この井戸水の発見がこの地での蒸留所建設が決まった大きな理由のひとつだったとも言われていますね。

ザ・シングルトンとして華々しくデビューしたオスロイスクでしたが、今のオーナーのもとでは残念ながら不遇な扱いに甘んじています。しかしその実力は、他の有名蒸留所にも引けをとらない素晴らしいものです。出回っているボトルのほとんどはボトラーズものですので、仕上がりには多少のばらつきがあるでしょうが、ぜひ試して欲しいスペイサイドモルトのひとつです。

著者について: yipman
香港の中国武術家。詠春拳葉問派宗師。

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