昔はなんてトロピカル/ヘイグ 1980年代 特級

ブレンデッドのソーダ割からのシングルモルトなはずでしたが、ソーダで割るにはもったいない、そんな品でした。やっぱ、ストレートからの加水にしよう。

日本ではバランタインやジョニーウォーカー、シーバスに押されて、あまり見かけないヘイグですが、これは当時サントリーの扱いで流通量も多かったそうです。

ヘイグを飲まずしてウイスキーを語るなかれ

と言われていたほどのものだそうです。

香りもお味もトロピカル、モノによりかなりのクセと個性があるシングルモルトより、やっぱりこっちの方が万人に受けるだろう、古酒なのに?古酒だからこそ?ずっとこの風味を残し続けているなんて奇跡だ。甘口で繊細で、どえりゃーおいしゅうございました。

シングルモルトの古酒よりはブレンデッドの方が、ひなびた酒屋や古いバーに残っていることも多く、古いブレンデッド、飲んでみないとわかりませんが、めちゃくちゃ旨いです。

なぜか?

やっぱり原酒がいいに決まってる。
これは1960年~70年代の蒸留だろうから、ウィスキーブームで原酒不足な今とは訳が違うのだろう。
ブレンダーの究極なるこだわりをヒシヒシと感じます。

原酒はグレンキンチーとグレンロッシーがメインだそうです。

熟成年数の長いシングルモルトや旧ボトルはとても貴重で手に入らないし超高価です。けれどブレンデッドの旧ボトルはものによっては比較的廉価で手に入ります。実家に眠っていることすらありそうです。そんなボトルには、今や何万、何十万というオールドシングルモルトが入っているんです。それらをブレンダーが徹底的に研究し、吟味し作った味わいなので収集でなく飲むならこっちをおすすめします。いくらなんでも価格がクレイジーなものは避けたい。

ブレンデッドの古酒はどんな酒屋、バーにも残っている可能性があります。
今のモノと是非飲み比べてみてください。

もちろん、ソーダで割ってもうんまいです。

感動しますから、いや、絶対。

著者について: yipman
香港の中国武術家。詠春拳葉問派宗師。

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