ミセスダンディズム/ダルモア1263 キングアレキサンダー3世

お店の常連さんがマカオのカジノで儲けた土産としてお店に提供されたものだそうです。こんな素晴らしいお土産ってことは相当勝ったんだろうな。

たいそうな名前ですが、由来がしっかりしており

ダルモアのボトルに牡鹿のデザインが施されているのですが、これは蒸溜所のあるロス州が昔からディア・ストーキング(鹿狩り)が盛んということに関係しています。1263年に国王アレキサンダー3世が鹿狩りの最中に巨大な牡鹿に襲われます。

その時に国王の命を救ったのがダルモア蒸溜所のオーナー、マッケンジー家の祖先あたる人物でした。これ以降マッケンジー家では牡鹿の紋章を使うことを許され、ダルモアのボトルには牡鹿が描かれるようになったそうです。そんなエピソードもあり2009年に「ダルモア 1263キング・アレキサンダー」というボトルが限定リリースされました。

この牡鹿のデザインが有無をいわせぬ威厳を漂わせているせいか、ダルモアを良く飲む人、特に女性など皆無に等しいと感じるが、これが結構シェリーにこだわったオリジナリティ豊かな蒸留所なのである。ダルモアを飲む女には惚れる。

スタンダードの一番安いやつでもかなりイケる。
シェリーといってもちゃんとダルモアならではの主張がある。
香りはいいが、飲みごたえは意外とあっさり・・・という印象・・・

キングアレキサンダー3世なんて威厳に威厳を重ね合わせたようなこのボトルは40度加水のノンエイジなのにかなり高級なのだがそれなりの理由を感じた。香料でも入っているのではというくらい甘くハイソな格式高きリッチな香りと絶妙な琥珀、飲んでみると控えめだけど複雑多彩なフルーツの味わい、樽の深み・・・

うーん、よくわかんないけど、間違いなく上級レベルのシングルモルトであることだけはわかる。諭吉さん1枚で買えるような作りではないことだけはわかるのであった。ノンエイジだけど、熟成感、樽のニュアンスはかなりあります。

6種類の樽(カベルネソーヴィニヨン樽、マルサラ樽、マディラ樽、バーボン樽、ポート樽、オロロソ・シェリー樽)で熟成させたモルト原酒を使用。アーモンド、柑橘系のフルーツ、野生のイチゴ、プラムを感じさせる、バランスの取れたウイスキーだそうです。

そんな、シガーモルトとしても知られるダルモアはまさにダンディーな男が似合う品格があり、私のようなクズのろくでなしにはちょっと気高すぎるのでありました。

ついでに余分な知識も書いておこう(コピペ)
こういう豆知識も検定1級には出てくるから、いつかここ読んだ時にでも・・・

ダルモア蒸留所は、ハイランド地方の北海に通じるクロマティー湾の入り江沿い、アルネスという町にあり、モルトウイスキーづくりに重要な水源(仕込み水)は、蒸留所のすぐ脇を流れるアルネス川の水を使用しています。

「ダルモア」とは、ゲール語とノース語の両方に起源を持つ「川辺の広大な草地」という意味です。蒸留所2代目オーナーのマッケンジー氏がホワイトマッカイ社の創業者と親交があったことから、同社に対する原酒供給が開始されました。

著者について: yipman
香港の中国武術家。詠春拳葉問派宗師。

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