もう別にブログを書くためにバーに行ってるのでも、レアなモルトを飲むためでもなくなってしまったが、店主は気にしてくれて、モルトはなかなか入荷できないけど、ジャパニーズやブレンデッドの古酒ならばありますよとお勧めしてくれたのがこちら。
なんかアメリカンっぽい名前だなぁ。
しかし中身はモリソンボウモア社(MBD)のブレンデッドで、他にも同社にはClay Roy、Islay Legend、King’s Pride、Swordなどのブレンデッドがある(あった)らしい。
同社の傘下はローランドのオーヘントッシャン、アイラのボウモア、そしてハイランドのグレンギリー。ロブロイの供給は1984年のオーヘントッシャン買収から安定してきたそうで、ボウモアがメインモルトだという話。
へえ、なかなか個性的やんけということでそのお味は・・・
ちなみに開栓で状態は素晴らしいものでした。
おーさすがボウモア、結構ビリビリ刺激がある。ピートがほどよく効いているのね。ブレンデッドに共通する、チョコのような甘味もありますが、なかなか骨太な味わいです。しかし香りはおとなしめでさほどでもなく、余韻も少ない。口当たりが一番インパクトがあって良いです。
優しい、甘いといった古酒特有の風味に加えて、結構深く、ピリピリスパイシーも感じさせてくれる個性的なブレンデッドでありました。
うけうりですが、ロブロイとは「赤毛のロブ(ロバート)」の事で、スコットランドの有名な義賊。アーガイル地方に隣接するグレンガイル・グレンロッキー地方を本拠地にしていた氏族マクレガー一族の子孫だそうです。
[st-card id=1507 ]こちらの翌週に飲んだのですが、50女の話には続きがあって、とうとう、50女は40男の奴隷になったそうです。
「あなたの事をだんな様と呼びます」
「違うだろ、ご主人様だろ」
なんてLINEでやりとりしていくうちに女は奴隷となり、その男性のスマホは文字に「ど」と入れるだけで奴隷が候補に真っ先に出て変換されるそうです。
その男性、お店の常連さんなんですけどね。
ずっと50代の先輩かとおもっていたら40代の同級生でした。
まぁ、50女の奴隷なんてめっそうもないが、外から聞いてる分には面白い展開で・・・
誰であれ、もてる、恋をしている、もしくは恋愛遊びをしてるくらいが一番幸せなのかもしれませんという意味ではうらやましいかも・・・
そんな話を聞きながら飲むロブロイは、ビリビリスモーキーで、第一印象は強いが香りも余韻も薄いという意味で
あっという間に駆け抜けた、想い出の1ページにも残らない、残したくない、ひと冬の出会いであったのでした。
そんな関係長くは続かないでしょう・・・
参加無料
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