ホワイト・アンド・マッカイ社
マッカランじゃありません。マッキンレーズです。そういえばブレンデッドは全然制覇していない、知らないものが結構あります。これもそのひとつ。
マッキンレーズで有名なのはどこかで聞いたことがあるかもしれないこの話
1907年から1908年の間に南極を探検していたアーネスト・シャクルトンが、マッキンレーを南極の小屋に合計11本ほど残してきていたことがわかった。
この100年ほど眠っていたウイスキーをニュージーランドの調査団が発見した。南極探検家が飲んでいたマッキンレーズだけあって、スモーキーさが強烈かと思いきや繊細な味わいだったそうです。
100年熟成(ボトルだから違うわな)
南極熟成(熟成じゃなく保管だわな)
古酒やデッドストックを愛する愛飲家として実にロマンのある話です。
そもそも、開封されていないお酒に中古という概念はあるのでしょうか?
ないからいつまでも高く、美味しくいただけるのでしょうね、樽熟成は30年前後で品質が落ちるとどこかで聞いたことがありますが、実際は何年経っても飲めるは飲めます。
香港の金持ちが2億円で落札したというマッカラン、もしかしたら美味しくないかもしれません。
どこかのバーで、
「物欲がないのでたまに美味しかったモルトを買い集めています。でも一人飲みするわけでもなく貯まっていくばかりで俺は何をしてるんでしょうね」
と話したら
「でもお酒って収集価値としてはいいとおもうよ」
と言われました。
食うに困ったら売ってやろう
でもやっぱり、いつか必ず飲み干そう
売らない程度には仕事頑張ろう
これは、アイル・オブ・ジュラをメインにブレンドされたものだそうで、なかなか珍しいなぁ。
その他はグレンアルビン、グレンモールなどだそうです。
一々知らないな。
今の構成は違うとおもいますが、飲んでみると、ハイランド系のような中庸な癖のない味です。
ほんのりピートも、果実の甘味も感じます。かなり上品で飲みやすいんじゃないでしょうか。
とは、実は個性が拾えなかったからですが、現行品はかなり廉価だそうですので、ストレートでもロックでも水割りでも
お好きなスタイルで気軽に飲めるかとおもいます。
いただいたこちらは古酒なので現行品とは違います。
古くとも、当時の原酒がいいんでしょう。優雅な気品を放つ、尖ってない贅沢な味わいです。
参加無料
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