孤高の女/アラン20年 ブロディック ベイ [エクスプローラーズシリーズ]

久しぶりのアランです。なんだかここはブレンデッドには供給せず、全方位日本向けな印象が強いです。20年を迎え、続々と新製品ラッシュでついていけなくなりましたが久々に戻ってきました。

ウィスキー検定2級無事合格しました。
最初、不合格通知が来て、残念でした、アンタもっと勉強して来年2月にまた受けてね、バイバーイ!!
ドッカーン!!おかしい、自己採点では合格なのに、どこを間違えたのかすらもわからんと、人生の底辺を彷徨う状態でしたが、後から採点ミスがあり合格でしたとのこと

一体なんなんじゃ・・・

ただの遊びの検定だからいいものの、権威ある試験であれば大問題ですぞ・・・
現役か浪人かくらいの突き落としからの大逆転合格でした。
誰も祝ってはくれぬので自分で祝杯をあげよう。

シングルモルト専門、日本向けというのはうれしいですが、なんだか、昨今のモルトブームで価格も高くて高くて・・・
高くて美味いメシは当然と感動しない自分はアランも少し遠のいてしまいました。それでも、久しぶりのお店で相変わらずアランを追いかけているようなので久々にいただいてみました。

やはり、今時まんべんなくモルトを飲んでいる人であれば、あっこれはアランだなというのがすぐにわかる味わいです。特にここの高いやつはほぼカスクストレングスなので甘く、気品に溢れてはいてもアタックが強いです。度数だけじゃなく新製品特有のフレッシュ感、力強さを感じます。

20周年を迎え、色々な20年ものを飲んできましたが、どれも美味しいんだけど同じに感じていました。

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けれど、こちらはボトルデザインからして違う

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これと同じくらい個性的でした。

もう一本あった日本向けの20周年のやつと何が違うのかといえば、ブロディック ベイの方がシェリーが強いというので、また同じ経験をしたくなかったのでこちらを選んでみましたが、やっぱりアラン、個性的で美味しいです。

今はアイラのモルトよりわかりやすい個性かもしれません。

何が個性的なのか、他のスコッチとは別のお酒のようなふんわりクリーミーで樽の風味を感じる独自の甘さ・・・でしょうか。麦とかがそもそも違う種なのでしょうか。それでいてしっかりしたアルコール刺激、なんだかわかんないけどアラン特有のものです。

このブロディック ベイというのはたしかにシェリーが効いていて、最近飲みなれたスぺイサイドやハイランドのシェリーのノリとは違う。かといってアイラのピートがシェリーを感じにくくさせているのとも違う、かなり個性的な島のニュアンスを強く出しています。(ノンピートだとおもいます。)

バーボンバレルとシェリーホグスヘッドで熟成した原酒をオロロソシェリーバットで後熟させた20年熟成とのことで、かなり熟成が効いており、一口飲んですぐにこれは長期熟成の成せる深さやというのが感じられます。

少々お高いですが、それも納得の深い風味に完成されていました。

アランにはまるとなかなか抜け出せなくなりそうな気がします。
どこにも似ていない、ここだけの孤高の味わいがあります。
質は高くとも、マル島やオークニー諸島では個性が薄いと感じてしまいますが
これは、ザッツアランでございます。

そして、20年シリーズに少し飽きた方でもそのシェリー感の個性が突き抜けていますので、印象深い一杯となるはずです。シェリーといっても、バーボンカスクやアラン本来の味わいもしっかりとしており、負けてる感じはしません。やっぱりアランは素晴らしい、他と違うを存分に感じさせてくれます。

これはエクスプローラーズシリーズというそうで、あと5年もすれば

スマグラーシリーズのように、終売、もう手に入らないものになるのでしょう。
わかっちゃいるけど手が出ない、飲まずにとってはおけません。

アラン蒸溜所は1995年にアラン島に160年ぶりに復活した島唯一の蒸溜所です。同蒸溜所は独立資本のため、ブレンド用の原酒づくりがメインではなく、シングルモルトとして飲むためのウイスキーをつくっている数少ない蒸溜所でもあります。また極小の4基(2対)の蒸溜器でゆっくり蒸溜を行っています。
「エクスプローラーズシリーズ」は、ラベルに描かれたスコットランドのミニチュアと称されるアラン島ならではの美しい風景を愛でながら、このアラン島で育まれたアランモルトを楽しんでいただくシリーズです。
第1弾となる今回は、スコットランド本土からアラン島への来訪者がフェリーで最初に訪れる島の玄関口、ブロディック湾です。バーボンバレルとシェリーホグスヘッドで熟成した原酒をオロロソシェリーバットで後熟させた20年熟成で、カスクストレングスボトリング。
全世界で9,000本限定。日本へは600本のみの入荷です。

香りはクリーミーなトフィーにアランらしい新鮮なシトラスが広がり、一口含むとクリーミーなトフィー、糖蜜入りのファッジの強い甘味が舌を覆い、ダークチョコレート、レーズンの奥行きのある味わいが長く続きます。時間が経つと共に柔らかなオーク、ピンクペッパーのアクセントが現れ、より複雑で豊かな味わいがお楽しみいただけます。

著者について: yipman
香港の中国武術家。詠春拳葉問派宗師。

参加無料

Space ODDITY

バー(角打ち)のある多目的スペース

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