イップマンがカリラを語るのは珍しい。けどよく飲むモルトです。カリラはカリラでも色んなのがあるんでその個性を表現しにくいのだろうか

マル島のピーティーなやつを飲んだ後に飲んだカリラ、こっちが有名なアイラのピートだぞとおもいつつ、そのピート感が他のアイラとやや違うのが私の中のカリラです。スパイシーでスモーキーですがそんなに病院してません。そして飲み口はラガブーリンかカリラかというくらい上品でバランスがいいのです。ピートばかりが暴れません。香りも余韻も素敵、でもやっぱ滑らかさではラガブーリンか・・・

そんな、アイラでも1,2を争うほどに好きなカリラですが、以前、スコットランドに行ってきた横浜のある店主からいただいた、蒸留所限定のカスクストレングス、あれを飲んでからはそれを超えるものにはまだ出会っていません。12年が霞んでしまうほどの豊潤さでした。

規模はアイラ最大ながらも、世界一のブレンデッド、ジョニー・ウォーカーの原酒メインなことから、あんまり有名ではないカリラですが、これの長期熟成カスクストレングスが今最も気になる、飲みたい、欲しいボトルかもしれません。私のスコッチ人生で、美味しそうな予感がするのです。でも財布には厳しすぎます。

そんなお高い長期熟成カリラを、名前も知らず、店員の薦めるままに、へぇ、そうなんだ、知人への土産用にとっといてと購入しながら店に預けていくお客さんをリカーズハセガワで見かけました。そのカリラ、俺にくれ、俺こそ飲むに値するなどと心に抱きつつ、150円の安いモルトの試飲だけして帰りました。

いただいたこちらは、有名ボトラーの11年ものですが、その前に飲んだマル島のピートもの(レダイグ)よりは芯が太いです。飲みごたえがあります。そしてアイラのカスクストレングスに外れなし、長く深い余韻が続きます。

やっぱりカリラは違うなと再認識する次第でありました。

でも、このお値段ならば、スタンダードやカリラモッホで十分でございます。
すまん、ゴードンマクファイル。

カリラに外れなし

でございます。

著者について: yipman
香港の中国武術家。詠春拳葉問派宗師。

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Space ODDITY 柏蒸留酒販売

バー営業だめっていうからシングルモルトの酒屋としてやってく

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