ダンスパートナーな女/タリバーディン 225 ソーテルヌ・カスク・フィニッシュ

ここも検定に出てきたな、今のモルトブームが続くなら、このハイランドの女王と言われる?タリバーディンは人気になっていくだろう。

とは私の意見ではなく、店主の話ですが、同感です。コストパフォーマンスに優れ、女性にも人気を博しそうな大変美味しいウィスキーです。

タリバーディンには幾多の歴史があり、閉鎖、廃業の危機に瀕していた時期もあるが、2011年にブルゴーニュのシャサーニュ・モンラッシェに本拠地を持つ著名な家族経営のワイン商「メゾン・ミッシェル・ピカール」に買収されてから息を吹き返したようだ。

ワイン商だけあって、いただいたこちらのタリバーディン 225 ソーテルヌ・カスク・フィニッシュは私が好きなウッドフィニッシュだ。元来ドギツクないスタンダード、タリバーディン・ソブリンを225リットルのソーテルヌのワイン樽で12ヵ月追加熟成したもの。

味わいはソフトでクリーミーで甘い。ふんわり優しいフルーティー、ハチミツのようなパイナップルのような甘味だが、ライトボディなのでとてもさっぱりしています。

ウッドフィニッシュはどうも、アイラやスぺイサイドの個性が強いものより、ハイランド系のシンプルなモルトが合う気がする。アタックが弱いので、力強さは全然ないが、いつまでもずっと飲んでいたい、そんな飽きない上品なソーテルヌフィニッシュのタリバーディンでした。

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こちらは、バーボン樽熟成のカスクストレングス&ノンチルフィルターとの事で、ずっとパワフルですが、それでも上品で甘く、とても美味しい、個性のない高級品よりも飲みごたえがあり素晴らしいものでした。

タリバーディンやグレンゴインはイマイチ今はノーマーク、不人気な気がしますが、相当いい線いってます。モルト人気がホンモノで、ホンモノがわかる舌になれば、目覚めれば、きっとその実力、コストパフォーマンスがわかってくるでしょう。

素晴らしき経営者と出会って生まれ変わったという意味をこめて
かつての想い出の競走馬・・・じゃなくて・・・ダンスパートナーというお題にしとく。

1994年から操業を停止していましたが2003年に4人のプライベートメンバーが蒸留所と保有する樽を買収し操業を再開。1stフィルバーボン樽で熟成させた“タリバーディン・ソブリン”と同じ原酒を、225リットルのCH.スデュイローのソーテルヌ・ワイン樽で12ヵ月間の後熟。

2013年になると、タリバーディンはポートフォリオを見直し、パッケージとラインナップも大胆に一新した。それまで「エイジドオーク」の名で呼ばれていた定番シングルモルトは「ソブリン」となり、以前のビンテージは、20年と25年のボトリングに切り替えられた。

国際営業部長のジェームズ・ロバートソン
「現在、コアなフィニッシュは3種類あります。『225ソーテルヌ』は「シャトー・シュデュイロー」を熟成したカスクでフィニッシュしたもの。『228ブルゴーニュ』は「シャトー・ド・シャサーニュ・モンラッシェ」のカスクで、『500シェリー』は主にペドロヒメネスのシェリーカスクでフィニッシュしました。名称の数字は、12ヶ月間にわたってウイスキーをねかせるカスクの容量(リッター数)を示しています」

ブルゴーニュとの結婚で、他の蒸溜所が真似のできないユニークなフレーバーを獲得したタリバーディン。この価値を消費者に伝えるのは新しいブランディング手法だ。

「かつてのタリバーディンは、罪深いことに相場よりもかなり安値でウイスキーを売っていました。ブランディングを見直すことで、ビンテージも熟成年数に相応しい価格に設定し直すことができたのです。6種類のウイスキーでタリバーディンのコアなバリエーションを定義し、それぞれが明確な特徴を持っているので、消費者も『マイブランド』だと感じやすくなっているはず。これが新しいファンにも、昔ながらのファンにも有効なのです」

著者について: yipman
香港の中国武術家。詠春拳葉問派宗師。

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