レジェンドを超える女/タリスカー 7年 プロヴェナンス (ダグラスレイン)

私がタリスカーをこのブログで書くのはたぶんはじめてだ。最果て店主の贔屓の酒で、お店にはスカイボールという名のハイボールや自家製樽熟成タリスカー、タリスカーの空き箱で作ったタリスカージェンガなどもあった。

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ね、熱(くるし)いでしょ。

孤高のスカイ島らしい、塩味とスパイシーさを持つ個性的なシングルモルトだ。個人的には、さっぱり系すぎてそれほど好みではない。コクがたりない。色々飲んだが、ディスティラーズ エディションのタリスカーなんてシェリーカスクだったが、タリスカーの個性と全く合わず、なしでしょ、という印象すら覚えた。

こちらは柏の西の最果て店主から薦められていただいたものでボトラーズの7年もの。
色も薄いしオフィシャルより若い7年なんて期待できないんじゃないかとおもっていましたが・・・

塩気とピリッとくるコショウ。潮風、穏やかなスモークとグリストの甘さ、海草からやがて、焼いたバナナもあらわれる。余韻は長く、チャーした樽材、湿った葉っぱに、塩キャラメルの甘さにも加わる。

これは、販売店の商品紹介文章です。グリストの甘さとか湿った葉っぱってなんなのよ、嫌だよ・・・

まず、7年なのにオフィシャルの10年より香りも味も深いです。なんでぇといいたくなるほどキリリと深く強い刺激があります。これがスカイ島のピートかというちょっとアイラとニュアンスの違うピートも効いており、潮風や樽のニュアンスも強く感じます。そして、余韻が続く飲みごたえ、いい刺激が長く続きます。

7年を侮るなかれ、実にフルボディでしっかりしたタリスカーでありました。
期待をいい意味で裏切ってくれるものでした。

リフィルホグスヘッドのバーボンカスク(たぶん)というのが効いてるんだろうな。

これはねぇ、昔から、巨漢の最果て店主が大好きだったせいもあり、胡椒なんか振ったりソーダで割ったり、どうしてもタリスカーは男の印象なんだよなぁ。

ウィスキーとは女である

的にはどう締めくくろうかなぁ。

全く知りませんが、今甲子園とかアジア選手権ですごい若者が続々出てきてるようですし、私の好きなボクシングも昔はハングリースポーツなんて言われてましたが、日本史上最高峰といえるボクサーが若手で出てきてますんで、そんな古い世代の戯言なんて通用しないという意味を込めて

歴史を塗り替える若者
レジェンドを超える女

と無理やりこじつけときます。

このタリスカーは美味いです。個人的には10年、18年のオフィシャルを超える、オフィシャルで飲んだどんなタリスカーをも凌駕する逸品です。

スコットランド・スカイ島生まれのシングルモルト、タリスカー。
「タリスカーほどその生まれ故郷の自然をよく体現したウイスキーは他にない」といわれています。

「タリスカー」の名は、古代ノース語で「傾いた岩」を意味し、タリスカー蒸留所のあるスカイ島は、ゴツゴツとした岩場に囲まれ、冬場に荒々しい海からの大波が沿岸の岩肌を打ちつける、厳しい自然の中にあります。さらに、スカイ島は、「ミストアイランド(霧の島)」と呼ばれるほど、雨霧の多い気候の土地です。

英国の文豪、スチーブンソンが「King of Drinks(酒の王者)」と絶賛したタリスカーは、スカイ島の荒涼とした土地に打ちつける強い雨と潮風、これらすべてが乗り移ったかのような、力強い個性的な香りと味わいが特徴です。

更にタリスカーの各商品には、独自のキャラクターがあります。

タリスカーの特徴をバランス良く表現しているのが「タリスカー10年」と言われています。

ほのかに感じる海の潮風のような風味とピートのスモーキーな香りに加え、裏側にドライフルーツの甘み、のどの奥に漂うペッパーの残り香。

タリスカー10年が発売されたのは1987年。
当時ユナイテッド・ディスティラリーズ社は自社が所有するスコットランドの蒸留所の中で、各地域を代表する6つの蒸留所を選定し、そのシングルモルトウイスキーを「クラシックモルトシリーズ」として発売しました。
タリスカー蒸留所は「アイランズモルトの代表」として選定され、タリスカー10年がリリースされたのです。

その後、「WWA」「IWSC」「ISC」*という酒類の世界3大コンペティションにおいても数々の最優秀賞やゴールドメダルを獲得。世界的にも高い評価を得ています。

スカイ島で最も歴史ある蒸留所として、今この瞬間も「最高のドラム(一杯)」を目指して、シングルモルトを作り続けていている、タリスカー蒸留所。

それぞれに独自の特徴を持ち、さまざまな品評会やセレクションで高く評価されています。

著者について: yipman
香港の中国武術家。詠春拳葉問派宗師。

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