亜麻色の髪の女/グレンロセス 1997 20年 ホグスヘッド / ケイデンヘッド

そして今大好きなグレンロセス

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これが空いたから仕入れましたとの事で

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これと熟成年数は同じですが、樽詰めされた年代が約10年違うせいか、まったく別の味わいでした。けれどご安心あれ、ロセスらしい芳醇さと甘さとフルボディなところはちゃんと出ていました。

1985ものに比べて、ハチミツ感というか、シェリー感なのか、ネットリとした甘さは控えめでサラリとした飲み口です。あれ、グレンロセスなのにこんなにスムーズなのね、という口当たりです。

1996ものもあり、それだけで度数も樽の構成も違うので、飲み比べがしてみたいですが、こちらの20年はバット3樽を使用し、カスクストレングスで ボトリングだそうです。バーボンとシェリーと何かのホグスヘッドかしら、グレンロセスによくあるバーボンぽさとシェリーぽさが両方感じられます。しかも両方深い味わいです。

なぜ、グレンロセスが他でなく今自分の一番のお気に入りなのか、言葉でよく言い表せなかったですが、某解説を読んでピンときました。

フィニッシュにナツメグ、パプリカ、 ブラウンシュガーが現れ長い余韻が続きます。

と書かれていますが、最後のブラウンシュガー、そう、これをどこよりも強く感じるのです。コーヒーが好きだからかなぁ(シュガーは入れないが)

未精製であることにより出される独特のコクがあるのです。

グレンロセスのポリシーがノンチルフィルターと ノンカラーリングなので、樽と熟成がいい感じなのでしょう。独特のコクがよく出ています。

この酒の印象ではなくグレンロセス全体の印象みたいな記事になってしまいましたが、個性はありますがスぺイサイドのいい面を全身に纏ったグレンロセス、これが好きか嫌いかでシングルモルトの好みは大きく分かれるだろうとおもいます。

今回のグレンロセス 1997 20年 ホグスヘッド / ケイデンヘッドは、自分が好きなグレンロセスらしさ全開という感じではなく、どちらかというとさっぱり系でしたが、やっぱり樽のニュアンスを強く感じさせるもので、やっぱりロセス好きを益々深める一品でした。

それにしても、ケイデンヘッドのスぺイサイドボトルにはほとんど蒸留所名+グレンリベットと書いてあります。ちゃんと調べればわかるのでしょうが、答えを知りません。歴史最古の最初の認可蒸留所がグレンリベットとのことで、密造時代から認可にあたり、どこもこのグレンリベットを名乗った、名乗りたかったという話を聞いたことがありますが、その名残なのでしょうか。

ブラウンシュガーを感じるという点で、亜麻色の髪の女と強引にまとめとく。

ケイデンヘッドは1842年アバディーンに創業したスコットランド最古のインディペンデント・ボトラーです。100年に渡り、創業者の元で 経営されておりましたが、1972年、スプリングバンク蒸留所を所有する J&Aミッチェル社に経営が引き継がれ現在に至ります。ノンチルフィルターと ノンカラーリングをポリシーとし、175年以上の歴史が積み上げた 蒸溜所とのコネクションと磨かれた目利きによる品質の高さは他の追随を許しません。

グレンロセスは20年熟成のバット3樽を使用し、カスクストレングスで ボトリング。
香りはピーナッツバター、ドライイチジク、レーズン、 チョコレート。味はオレンジマーマレード、レーズン、デーツで、 この凝縮感ある味わいにジンジャーの辛味が程よく加わり心地よい 広がりを見せてくれます。フィニッシュにナツメグ、パプリカ、 ブラウンシュガーが現れ長い余韻が続きます。
シェリー由来の味わいが色濃く出たグレンロセスです。

著者について: yipman
香港の中国武術家。詠春拳葉問派宗師。

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