酷暑な折、ここに書けない普通のブレンデッドのソーダ割やロックを常飲する日々ですが、ネタのために?喉が落ち着いたらストレートも少々いただいております。
最近よく行くこの店は、店主が3代目でようやく1周年との事で、元々モルトな店ではなかったものの、ラインナップを増やしているようです。ラインナップのLINEじぁないですが、LINEメンバーにも登録させていただき、新入荷情報を送ってくれるとの事・・・
そんな事してると、横浜の最果て店主のごとき店になるぞー
などとおもいつつ、客も結構ついてきているみたいだ。
隣で色々勧めてくれた若者はまだ22歳だった。若いモルトファンは確実に増えているようだ。すげぇな、自分が22歳の頃はジンビームがせいぜいでしたよ。
締めにいただいたこちらは、お気に入りのグレンロセスの8年の有名ボトラーもの。
カスクタイプはリフィルシェリーホグスヘッド&リフィルバーボンバレルだそうだ。
この値段であれば、スタンダードの廉価版と変わらない。
アイラ→シェリーカスクときて最近はスぺイサイドやハイランドのバーボンカスクが一番落ち着く。シェリーカスクの長期熟成ってあまり聞かない気がするが、恐らくシェリーが強く出すぎるためだろう。ほんの少しの追加熟成くらいならよくあるが・・・
だが、バーボンカスクの長期熟成はよくあり、長い年月で甘さ、フルーティーさ、香りが花開く・・・どれも似てるけどそんなバーボンカスクが今は一番好きです。
これは、8年と若いが、丁度いいバランスで上品で飲みやすい。
やっぱりグレンロセス蒸留所がハイレベルだからだろう。
シェリーにもバーボンにも偏っておらず、43度で飲みやすく素晴らしいバランス感覚を与えてくれます。これぞシングルモルトのお手本という感じです。
そしてやっぱりグレンロセスは他より少し甘い、香りと味の調和がとれていて上品です。紅茶じゃなくてコーヒー派ですが、グレンロセスはなんとなくモルト界の美味しい紅茶みたいな気品があります。
これは、いつどこで飲んでもほっと落ち着く上質なアロマ(よくわかりませんが)でございます。
完璧な癒し系です。
最後を締めるにふさわしい美酒でございました。
夢でみる女は激しかったりヤンチャだったり刺激の多い女性が多いですが、最後はやっぱり優しく包み込んでくれそうな癒し系がいいのではないでしょうか。
1895年創業、100年以上の歴史があり、シングルモルトウイスキーの市場が誕生する前からシングルモルトをボトリングしていたパイオニアである老舗ゴードン&マクファイル(以下GM)社。
「マクファイルズ コレクション」は、スペイサイド、ハイランド、キャンベルタウン、アイラ、アイランズからなる代表的な5つの地域の銘柄を選別し、自社の名前を冠した人気シリーズです。
参加無料
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