これは業務用なんだそうです。今のアードベッググルーブスと同じでしょうか、いやどこかで買えるのかな、ずるいな。
「ザ・グレンリベット」では、熟成年数、熟成樽の種類、テイスティングノートなど、味わいに関する情報を非公開で発売するミステリアスなウイスキーとして、2013年に「ザ・グレンリベット アルファ」、2016年に「ザ・グレンリベット サイファー」を発売し、世界中のウイスキー愛飲家の注目を集め、大変ご好評をいただきました。このシリーズのコンセプトは、情報に左右されず、感覚を研ぎ澄ませながらウイスキーの持つ多重なフレーバーやアロマを感じ、味わいの謎を解き明かしていただこうという斬新なものです。シリーズ第3弾となる『ザ・グレンリベット コード』は、イギリスの有名な暗号解読者からインスピレーションを受け、中の液体が隠されたマットブラックなボトルには、味わいの謎を解く鍵となる暗号(CODE)が隠されたグラフィックデザインが施されています。
私はこういう企画に踊らされません。
企画費込みで割高だから。
人気やブームに惑わされず自分の感性に頼りたいから。
けれど、負けたわー。すんごく美味しいです。間違いのない逸品でした。
もうすっかり酔っていたので、前に飲んだ
[st-card id=1068 ]にとても似ています。いわゆる出来のいいよくあるやつです。
しかしさらに濃厚で芳醇でまろやかで甘い。バーボン樽だとおもうけどシェリーのようなニュアンスも少し感じます。もっと甘いワインかな。前記事にも書きましたが、これ飲んで嫌いならスコッチはもう無理、合わないからやめた方がいいでしょう。
希望小売価格はアードベッググルーブスと同じくらいなので同じようなカルト的人気を狙った企画ものでしょうが、味わいは完全にザ・グレンリベット コードを推します。
コンセプトが「味わいの謎を解き明かしてほしい」というものだそうですが
これはシングルモルトではないんじゃないかな、ましてやシングルカスクではないだろう。
万人が好む、甘くて香ばしくて美味しいと言うであろう味にブレンドして作ったような優等生
これと同じで、やしきたかじんやねん、あざといほどに出来がいいのです。
これを嫌いというモルトファンはいないだろう、究極のバランスに仕上がっています。
48度なので、余韻やアタックは強くない、それが好みを左右する程度かな。
臭いもの、辛いもの、苦いものが好きな自分には優等生すぎて恐れ多い気がしてしまうほど。
ザ・グレンリベット、最古といわれるこの蒸留所が本気を出せば、万人が好きな味をいくらでも作り出せるんです。
と誇示されているような気がしました。
是非飲んで感想を聞かせてください。
グーの音も出ません。
出木杉君は好かれるのか嫌われるのか、このお酒の評価でわかる気がします。
性格もメチャクチャ良さそうですが、なぜかみんなに嫌われる、嫉妬されてますよね。
私は好きです。
でもこのボトルデザインはあざとくて好きではないです。
参加無料
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