どこの蒸留所かは不明なボトラーものだが、ウィリアムソンという名前がラフロイグ蒸留所の以前の蒸留所長、ベッシー・ウィリアムソンの事なので一目瞭然。
7年と若いのに濃厚なその色はホグスヘッド樽熟成だからだろう。日本向けのシングルカスクで、カスクストレングスボトリングとのことでどこにも書いてないがシェリーを感じてしまう。
夏到来!この季節はどうしても最初の一杯はソーダ割が飲みたくて、この前にラフロイグのソーダ割を飲んでいたので比較しやすい。
風邪気味でもあったので余計にだ。
本当に風邪をひいたら飲んでいます。
はじめてのシングルモルト体験がアードベッグでありラフロイグであり、重篤病院と白亜の病院と例えた。
素人の感覚ではアードベッグはどんな熟成をしようがアードベッグであり、何があっても病院から抜け出せないが、ラフロイグには白衣の天使、ナースがいて、熟成により下界へと羽ばたかせてくれる。仮退院できるのである。
わかりにくくてすいません、いただいた
ウィリアムソン 7年 ブティックウイスキー
はラフロイグのニュアンス(特に香り)はしっかり残しつつ、その味わいはかなり変化しておりました。オイリーでとろけるように甘く、濃厚で、ちょっぴりスモーキー、60度もあるのでどっしりとした味わいです。
こんなに苦いとか臭いとかでなく、芳醇で濃厚で甘いラフロイグをはじめて経験しました。熟成で化けています。
大阪の通天閣みたいなラベルですが聞けばこれはバック・トゥー・ザ・フューチャーなんだそう。それを関西風にパロったような脱力系のイラストになっています。個性的で面白いとおもいますが、この絵とシングルモルトは合わないな、絵と味のギャップも相当です。
ラフロイグじゃないみたいなラフロイグ、興味があれば飲んでみてください。
少しだけ高いですが、スタンダードより断然旨いとおもいます。
そして翌日やっぱり風邪は直っていましたよ。
ブティックウイスキーカンパニー(That Boutique-y Whisky Company)は、シングルモルトやグレーン、ブレンデッドなど、世界の素晴らしいウイスキーを提供するインディペンデントボトラーです。この有限なウイスキーを多くの方々にお届けできるように500mlのボトルを使用。また、ウイスキーにちなんだ面白い参考情報やジョークなどが楽しいイラストで描かれた特徴あるグラフィック・ノベルスタイルのラベルです。
参加無料
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