イップマンですぞ。
バーボン好きなオイラが行くバーではスコッチなんぞに目もくれたことがなかったが、グレン・フィディックやラフロイグ、グレン・モーレンジ、タリスカーくらい置いてあればましな方であろう。
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ヘブリディーズ諸島の最南端に位置するアイラ島には8つの蒸留所がある。蒸留所は海辺に建てられており、その影響からアイラ・モルトはヨード臭がし、さらにピート由来のスモーキーさを持つ。アイラ島は気候が温暖で大麦の栽培に適し、ピートが豊富で良質の水が手に入ることから、伝統的にウイスキー造りの盛んな地域である。
また登場の一見客です。
たまに書くんで通称「イップマン」とさせていただきます。いや最近映画「イップマン」を観たから。それだけ~。
スコッチには覚えにくいが、かっこいい色んな名前がありますが、それらはほとんど、地元の港や海峡の名前が多いみたいです。
日本もそうかな、でも「稲村ヶ崎」なんて酒があってもピンとこないなぁ。サザンかい!?
これは、いわゆるボトラーズといわれているもので、要はオフィシャルではなく瓶詰め業者ボトル。ウィスキー造りはせず、どこかの蒸留所の樽を買ってきて自分の倉庫なんかで熟成、ボトリングして販売してるもの。
こういう業者がめちゃ多いのもスコッチの魅力というか多様性ですな。
そんなボトラーズのひとつがこの
ポートアスケイグ
でがんす(知ってる?狼男?)
スペシャリティドリンクスというロンドンの会社。かなり有名らしいっす。
どこの蒸留所がベースかはなんと、公表されてません。でもポートアスケイグというのがアイラ島北東部にありますんで、その辺でしょう。
多くのマニアには、カリラであると言われてるようですが、個人的にはカリラより男っぽさを感じるのでアードベックみたいな印象もあります。
これも、色んな種類があるんで、それぞれに違いがあるんでしょうが、カリラより力強くてアードベックより飲みやすい
そんな感じで、個人的には好きやなぁ。
よく、スコッチを表現するのに
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香りはレモン、スミレ、ゴールデンシロップ、潮とヨードを伴ったスモーク。味はベーコン、蜂蜜、レモネード。時間とともに海藻へ変化します。
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とか書かれてますが、オイラの舌ではそんなもんわかりません。レモンも蜂蜜も入ってないやろ・・・
旨いかそうでないか、だけでがんす・・・
最初はちとヘビーだなとおもってましたが、飲んでくうちにかなり惚れてしまいました。これが一番落ち着くかも~。で、もう一杯って言いたいところですが体が言う事を聞かない感じに。
そりゃ50度以上あるんで、口当たりはよくてもしっかり酔っぱらっちゃいます。
これも、全種類飲んでみたいなぁ。
一番手ごろな
ポートアスケイグ 100プルーフ
っていうやつでも十分旨いんで間違いなかろう
また、いつか、お目にかかるその日まで・・・
10年前
僕は
スコッチが嫌いでした。
当時の僕の愛飲酒は
バーボン
ワイルドターキー。
当時行きつけだったBARで、いつもの様にターキーを煽っていると
隣に、同じく常連さんだった知人が現れました。
その方の愛飲酒が
オフィシャルのカリラの12年でした。
なんとなくずっと気になっていたので、その時初めてカリラを
シングルモルトスコッチを飲みました。
その時の印象ですか?
『人間の飲むもんじゃねー』
と、思いましたよ。笑
いやー、無理でしょ
あんな薬くさいやーつ
まぁまぁ
それでも紆余曲折経て
タリスカーに出会い
スコッチの世界にのめり込んで行ったわけですよ。
そしてそして
もっとシングルモルトの世界を知りたくなり。
山下公園付近にある
とある有名なBARに行って
そこで、出ました
はいこれドン!
モリソン&マッカイ ビッグベイビー カリラ7年
『10年振りだなぁ、、、』
もう進撃の巨人顔負けですよ。笑
まぁ他のカリラも呑んでましたけどね。笑
でも、正確に言うと呑んだのは多分写真のやつの、一個前のバッチ?かな?
いやー、大好きですこれ!
ヤングのカリラ
そしてカスクストレングス!
最高、、、
それから僕はヤングのカリラにゾッコンです❤︎
ちなみに、それを呑んだのは一年前の夏くらいだったんですが
ちゃんと翌年のバッチの奴は仕入れてましたよ。笑
実は今週も、ヤングカリラ入ってます。笑
しかも、多分カスク❤︎
その紹介はまた後で。
俺はこのサイトの主じゃない。ただの客だ。バーボンをこよなく愛す。
なのに、なんだ、この店は、スコッチだらけじゃないか?
バーボンよりもスコッチを語るマスターの笑顔が憎い。
仕方なく種類豊富なスコッチをチビチビたしなんでみると
「アードベック?なんじゃこらぁ、重篤患者のいる病院みたいな味じゃないか」
「ラフロイグ?これまた病院じゃ、正露丸かハイターか・・・」
でも待てよ、慣れてくるとこっちの病院には美人ナースが出てきそうな気品が・・・
そんな感じでまだ好きかというと微妙だが、妙に気になる、クセになる女だな、スコッチって奴は。
嗜好はどっぷり男向けでこれを好む女は貴重だとおもうけど・・・
「ピート?ふむふむ、でもそれはきっとただの泥ですな・・・」
などなど、多すぎて、深すぎて、理解できないスコッチワールドですが
そんな中で、ええやないか~な一品を見つけました。
それがキルホーマン
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創業2005年。アイラ島に124年ぶりに誕生した蒸溜所。
スコットランド最西のキルホーマン蒸溜所は19世紀のアイラ島では一般的であったファームディスティラリー(農場蒸溜所)で、使用するモルトの一部を自社の畑で栽培しています。使用するピートももちろんアイラ島産でフェノール値は50ppmと非常にピーティです。蒸溜器は初溜2700L、再溜1500Lと非常に小さく、年間生産量はわずか9万Lほどです。2009年にシングルモルトが初めてリリースされました。
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ふーん、歴史を重んじるスコッチにあって、新進気鋭のブランドなんだなぁ。
創業者は変態か?
が、味は極めてニュートラルでクセもなく旨い、深い気がする。
これを自分の中のスコッチのベースにしてみようかとおもえるほどになりました。
といっても、まだ4種くらいしか飲んでないので
新進気鋭といっても種類がたくさんあって追いつきません。
というか、置いてる店も少ないです。
おーい、全部といわずとも、色々飲める店があったら諭吉さん出しても飲み比べしてみたいですよ、キルホーマン。
これから時間をかけて、付き合ってみましょか・・・