最近好みが変わってきました。病院(アイラ)からスコッチワールドに足を踏み入れましたが、おじさんはやっぱり、ハイランド、スペイサイド系の落ち着いた風味の方が合うようだ。自分と同じ新参者だから応援していたキルホーマンも今ではちょっと刺激が強すぎる。
アイラでも一番スルーしてきたブナハーブンを飲んでみました。
ブナハーブン蒸留所は、1881年に創業し、アイラ島の北東部に位置しています。「川の河口」というゲール語の意味を持つこの蒸溜所は、近くに流れるマーガデイル川周辺の湧水を使っていて、ノンピートモルトを使っていることも特徴的です。また同社では、アイラモルトすべてをブレンドした「ブラックボトル」も手掛けています。
あら、これは目隠しテイスティングをしたらアイラとはわかりません。非常にバランスに優れた、シェリーの効いたハイランドモルトのようです。男っぽいボトルの印象と違い、女性的なマイルドさです。少しだけ、やっぱりピート香というか海っぽさがあるでしょうか?スペイサイドのシェリーカスク系よりは少しだけ・・・
これは今の自分の好みに合います。
印象だけで決めつけていた自分を恥じます。
こちらの方がよっぽどスコッチ入門としてはいいのではないでしょうか?
アドベックやラフロイグから入るのは強烈すぎます。
オフィシャルスタンダードでもかなりの出来で、素晴らしいという点でラガブーリンに次いで好きなアイラモルトになりました。
とはいっても、ウィスキーバー以外にはなかなか置いていないかもしれません。
日本ではアイラで最も不人気で地味な蒸留所かもしれません。
きっと、ブレンデッドの「ブラックボトル」も美味しいでしょう。
無理してアイラを飲んでいる方は是非、こっちにしましょう。
あきらめないで。
参加無料
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