すみません、横浜発でない記事はたぶんこの私、イップマンのボヤキです。
ランチ気分で行けるので(実際ランチあります)また寄ってしまいました。
アランとキルホーマンしかないから・・・(なぜかロングロウなどもあった)
ゆっくり制覇してみるつもりです。
腹減ったなぁ、なんか食いてぇ・・・じゃなくて、なんか飲みてぇのです。
今日も、元気にアランにするつもりでしたが、こいつの在庫を販売しているというので
試飲も兼ねて今日はこれにしてみました。
キルホーマン 100%アイラ 7thリリース
100%アイラは、麦の栽培、製麦、蒸溜、熟成、瓶詰のすべての工程をアイラ島で行ったシングルモルトで、キルホーマンの誕生まで、過去200年以上も行われた事はありませんでした。
世界でも稀なアイラ産100%ローカルバーレイ(地元産大麦)を使用し、バーボン(バッファロートレース)のファーストフィルカスクとリフィルカスクの原酒をヴァッティングした7年熟成。
ネットでは入手可能だが、店頭販売は厳しかろう、そんな一品です。
それにしてもキルホーマンは出た当時より値上がりしています。全体的に。
どうか、安いスタンダードが残りますように・・・
これは明らかに、当たり前ですが、最近書いてきた、ワイン、シェリー系とは一線を画します。強いピート感はしませんが、味覚に疎い自分でも、”ザ・アイラ”を感じる尖がったシングルモルトです。初めて飲んだ時のような病院ぽさも感じませんし、バーボンだからか女性らしさも感じない。でもアイラ感をめちゃくちゃ感じます。
隣に座ってた若者が、親父がアイラ好きなもんで、僕の酒の趣向も完全にそうなっちゃいましたと言ってましたが、めちゃくちゃ多いスコッチの中でもアイラ大好き、アイラ専門という人が多い。それだけこの島で作られるモルトは個性が際立っている。
クセがすごい
by千鳥
なんでしょう。
言葉にできないですが、キルホーマンのスタンダードともいえるマキヤーベイにやっぱ似ているんだけども、もっとこれぞアイラという感じが強いです。潮っぽさなのか、ピート臭なのか、これぞスモーキーというのか・・・何がや?
そして、個人的な印象ですがキルホーマンは、飲んだその時より、飲んだ後にフワーっとするというか、気持ちよくなるんです。味だけじゃなくて気持ちよく酔える。それが好きで自分の中のスタンダードなのです。
もちろん、まだ若い蒸留所のわりにはどれも香りも味もしっかり個性があり、苦手とおもったものはひとつもありません。
これが、あと10年、20年と続くまで、追い続けたいとおもいます。
きっとアランに負けない名門に育つ事でしょう。
気持ちよくなってキッコーマンに見えてきた・・・
参加無料
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