正月は苦手だ。毎年加速する。
暇だからついTVをつけると芸人とアイドルがゲームをしてキャーキャー言っている。俺は彼らの遊びをみて何をしとるんじゃと我に返り、さっさと消して有意義な時を過ごそうと努めた。TVは相変わらず無能の人を造成する。国策であるかのごとく・・・
夜、いつも行く店はやってなく、「お兄さんおっぱいどうですか」と近所の店だけ元気に営業している。
ならばおっぱい・・・ではなく、普段行かぬ店に行き、飲まぬものを飲んだのがこれだ。
以前から、なんとなくわかってはいたが、台湾産のカバラン、文句のつけどころがなく美味い。
スコッチはケルトの歴史と文化漂う、寒さ厳しい北の大地で何十年もかけて育むものという概念を、南の温暖な島国、台湾が見事に覆してくれる。
日本のウィスキーブームで、山崎とか響とか大変なことになっているけども、美味いだけならカバランでよくね、いやカバランのほうがよくね?という印象だ。
私が飲んだソリストに文句があるやつがいるだろうか?
強いていえばラベルのデザインかな、購買意欲はそそらない・・・
ソリストの絵でも書けばいいものを・・・
これはソロイストかにゃ?
ウィスキーとはなんぞや
スコッチとはなんぞや
の答えが、このカバラン ソリストのカスクストレングスには入っている。
一体何年、どうやって熟成したんだろう。
日本のウィスキーと同じく、優等生すぎる、整いすぎてて恐ろしい気がする。
あっ、これはあくまで台湾ウィスキーであってスコッチではないのかな。
バーボン、ポート、どちらもそのいい部分が突き抜けており、1年に1度あるかないかの最高得点、100点満点でございました。
しかし、なんか、どうしても、その現実に納得がいかないのであった。
後で知ったが、カバランの中でもかなり高級な部類のようで、そりゃそうだよなな味わいだったが、こういう部類の酒はマニアの所有欲を掻き立てるものではないので価格にムラが出る。いつか安くみつけたら買っとこう。
以下お勉強
台湾初の本格製法ウイスキー
「カバラン」シングルモルトシリーズウイスキーの新しい故郷 ~ その100年の歴史への第一歩
堅い理念のもとに踏み出した第一歩
台湾で本格的なウイスキー醸造所を建設する・・誰もが永い間構造を持ちながら踏み切れなかったのは、ウイスキーは本来スコットランドのものであるという概念と、技術も経験も持たない台湾でそれができるのかという疑問があったからでした。
否定的な意見が多い中、金車公司では李添財董事長自ら研究開発チームを率いてスコットランドや日本を含む世界各地を訪れて技術的な可能性を探り、100種を超える世界の銘酒を客観的・主観的に評価した上で、必ず成功させるとの堅い決意のもと、製造設備の蒸留器の規格・形式と目標とするウイスキーの香味基調を決定し、この困難な事業の第一歩を踏み出したのでした。伝統的酒造技術と科学技術のコラボレーション
「100年酒廠」への第一歩を踏み出すのに、金車公司は国際的に著名なウイスキー醸造技術者を招聘して研究開発チームに加え、その専門的知見と提案をもとに品質の安定と伝統工芸的技術を尊重した製品開発を進めました。
スコットランドからの蒸留器に加え、海外の専門技術と金車公司独自の30年の飲料製造と品質管理の技術を併せて初年度に生産能力300万瓶の蒸留器を、また2年後には更に2基を増設、科学技術の高度利用による能率改善と相まって年産900万瓶の生産能力を有するに至りました。
自動化された精密管制装置を採用し酒質の変化状況を監視、伝統醸造の精神を守りながら高度の科学技術を加え、一般のウイスキーと比較して高い純度と品質を誇る最高級のウイスキー作ることができました。ウイスキー礼賛
ウイスキーの魅力はその製造工程から生まれます。麦芽の処理、磨砕、糖化と発酵、蒸留、熟成などあらゆる過程で厳しく管理・控制されねばなりません。 わずかな変動も熟成後のウイスキーの風味に影響を与えます。ウイスキーは時に情熱的なラテン女性の顔を見せたり、小町娘の可憐な表情を見せたり、また時には人生の辛酸を知り尽くした老紳士の面影を見せたりする場合もあります。醸造技術者は魔法のようにウイスキーにさまざまな個性を与えてひとの心を酔わせます。
台湾から世界へ
醸造所がある宜蘭の地は海と山が近接していて、その75%を山地がしめるという自然の大水庫とも言える土地柄です。清浄な空気のウイスキー醸造に最も適した地と言えましょう。水質の優劣はそのままウイスキーの良否に深く関係しますが、中央山脈と雪山山脈が育んだ清浄な水源からの原料水は人々に愛されるウイスキーの風味を生み出すのに欠かせません。
金車公司のウイスキー酒庫では太平洋の海風と雪山山脈からの山風を受ける空気が熟成樽の内外の気流の交換と樽材の呼吸を促し、なかに眠るウイスキーに芳醇な香味を与えます。金車公司はこの優良な水質を充分に活かして国際水準の品質のウイスキーを世界に向けて発信します。休まない企業革新
金車公司は絶え間なく大胆に新しい事業の創出を心がけ、その企業理念は豊富な経験と技術の蓄積を生みました。
今や30年の生産経験にスコットランドの伝統醸造精神を加え、台湾最初の本格ウイスキーを発表するに至ったのです。
参加無料
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