ズバリこのシリーズを集めている。しかし旅は過酷。オークションで見かける機会もめっきり減った。ごくたまに出てくるが、許容範囲を超えて他者にポンと落札されてしまう。その値段では美味しくいただけない。
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数本は集めた。しかしこれ以上のコレクションはもう無理だろう。
益々希少に、高くなっていくばかり。元は高い部類ではなかったらしいのだが・・・
そんな憧れボトルが、いきつけのお店の棚の奥にあった。スプリングバンク10年を飲んでいたら、その奥にひょっこりと見えてしまったのだ。
9年、決して長期熟成ではない。しかしやっぱりこのシリーズはすごいな、奥が深いな、どれもめちゃ個性的で美味しい。
日本向けにごく少量、小さな樽で熟成されたものだそうですが、その小ささが効いて、色はとても濃い。シェリー、ワイン、ラム?それ系の味が深く浸透しており、一言でいえば
すっぱい!
のだが、その酸っぱさがクセになるほど美味、美香となっている。そしてもちろん甘酸っぱい。
9年とはおもえぬ樽の熟成感になっています。
そんな個人的には最も憧れる貴重なお酒を当時価格でいただかせていただきました。
まだ残っているが、誰にも教えない・・・という訳じゃないが、いつもの場所なので気になる方はどうぞ・・・
スプリングバンク1999スモールカスクはウイスキーの熟成樽として最小サイズの50リットルと100リットルの小樽で熟成した革新的なウイスキーです。
好評のヴィンテージ1997を超える商品として、フランク・マッカーディー(生産責任者)が送り込んだ商品がこのスモールカスクです。
今までのスプリングバンクにはない圧倒的な個性とフレーバーに絶賛し、昨年、スプリングバンク10年も最も販売した日本市場のために、商品化しました。
容量の小さい樽を使用すると熟成が早く進み、色は9年熟成としては異例の黒に近い茶色で、レーズン、ハイカカオのチョコレート、タバコがバランス良く、おいしいモルトを予感される美しい香りです。味はオレンジマーマレード添えのラム酒の効いたチョコブラウニーで、正に夕食後の 大人のデザートです。
9年とは思えないほど複雑で、重厚感、立体感に満ち溢れています。
参加無料
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