モルトを一巡し、全蒸留所128か所を飲み尽くし・・・
まぁ一応という事で・・・
最近、自分の定番となっているのがこれだ。ハイランドに落ち着いた。
ハイランドはその他にもコスパのいいシングルモルトが多い。
最初は理科室っぽいというか、ザ、スコッチな潔すぎるその香りと味に苦手意識もあったが、ピートの効いたもの、様々なカスクで甘さやフルーティーを強調したもの、高価だが芳醇な長期熟成ものなど様々な地域のスコッチを飲んできて、一番ほっとするのが今はこれなのだ。
比較的廉価で飲みやすいものとしては
アバフェルディ
オーバン
プルトニー
グレンゴイン
ブレアアソール
バルブレア
などもあり、そのどれもが比較的似ている、あるいは好きといえる味で、場所は違っても結局ハイランドが多い気がする。
最近常連化した店は酒種は多いがモルトに特化した店ではないので、レアな長熟やボトラーものまではなく、スタンダードが中心なので、こればっかり飲んでいる気がする。おまけに店が暗いのでいい写真が撮れません。なので代わりの写真で・・・
14年のスタンダードというのも今の価格高騰したモルトブーム?では貴重ともいえ、10年でもっと高いものもたくさんある中で、そのブレない芯の強い風味は裏切らない。
愛飲しているものの、どんな構成なのかはわからない。
ピートもほどほどに効いているしフルーティーな甘さもあるが、バーボンカスクの王道な作りなんじゃないかな。変化球は一切感じません。46度加水だとおもうので、キツイ部類ではないが結構ガツンとアタックもあります。
何が好きなのかなぁ、余計なものが何もないといえる潔さと、シングルモルトらしい安心の味
そして、舌触り、余韻、とても滑らかです。
どこかで、俺はブローラを飲んでいるんだという勘違いがあるのかもしれません。
飲んだ事はありません。
結婚するなら、彼女だな。
クライヌリッシュ蒸留所が創業したのは1819年。
サザーランド公爵によってハイランド地方インバネスから北上したサーモンフィッシングで有名なブローラ川で知られる有名なリゾート地「ブローラの町」に建てられました。1925年にはDCL社がすべての株を買収しその傘下となり、UDV社の系列となります。
その後1931年~1938年まで不況を理由に休業し、1941年~1945年までは第二次世界大戦の影響で大麦の供給が止まってしまったために閉鎖していました。1967年には、隣の敷地に同じ設計図を用いて蒸留所を建設し、こちらの蒸留所名を「クライヌリッシュ」として営業。
元の蒸留所は改名し「ブローラ蒸留所」として1983年迄稼働させる事となります。
その期間わずか約14年間、ピートを効かせたウイスキーを生産。
その生産期間の短さもあり「ブローラ」は現在では品薄、価格高騰が続いている状況。
参加無料
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