イップマンですぞ。
バーボン好きなオイラが行くバーではスコッチなんぞに目もくれたことがなかったが、グレン・フィディックやラフロイグ、グレン・モーレンジ、タリスカーくらい置いてあればましな方であろう。
スコッチ好きに堪らないオーセンティックなバーもたくさんあるのが港町横浜の魅力だが、かっこいい店はお値段もクール。3杯くらいが限度である。ましてや珍しい、貴重なモルトになればなるほど・・・
スコッチに興味があるけどお財布が・・・
という人に超オススメなのがここである。
「英国風パブ HUB」は全国展開してる有名なお店だが、同じ系列でやや大人なコンセプトなのが「82 ALE HOUSE」である気がする。
知人からサントリーでしょと聞いていたが、ちょっと調べるとサントリーの名前は出てこない。ダイエーの中内さんが、英国風パブに影響を受けて創業、幾多の時を経て今は巨大飲食チェーンが大株主の株式会社ハブなんだそうである。
その辺はデカすぎてわかりません。
HUBも82もそれは立派な英国風パブで、スポーツ観戦しながらの乾杯ワイワイ酒場である。
個人店のキャパを超えている。英国パブもこんな雰囲気なのかなぁ・・・
が、注目はそこじゃない。メニューなのだ、ウィスキーの・・・
さすがは大手で、そんじょそこらのバーより豊富なラインナップ。
しかも激安
さらには、メニューにないボトルもあるよなぁ、間違いなく・・・
その中でも
テイスティングセットなるものがあり、スコッチ3種のハーフセットなのだが、これが衝撃でした。
40種以上の中からお好みのウィスキーを3種お選びくださいなのだそうで
ボウモア飲み比べ3種やら
グレンリベットナデューラやら
ラガブーリン16年やら
が印象に残っていますが、一番記憶に残っているのは
グレンドロナック15年
でした。
どれも、ショットで飲めば野口英世先生一人では足りない逸品でしょう。
今や入手困難ですらある貴重な品々をバイトのおねえちゃんが、はいよ、スッポン、ドクドクっとまるでチューハイ注ぐような身のこなして提供してくれます。
とにかく、いいスコッチを気軽に飲みたいという時には、ここは聖域です。
会員になったりとかハッピーアワーに行くと安さがさらに増します。
これ、スコッチ好きには内緒のタブーかもしれません。
最近まで、喫茶店代わりに使っていて顔を真っ赤にして仕事をしていました。やっと少し自重できるようになりましたが。
参加無料
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